トルストイと「女」 博愛主義の原点
発売日:2020年6月
- ページ数
- 334p
- ISBN
- 978-4-657-20804-0
- 著者情報
- 佐藤 雄亮(サトウ ユウスケ)
1960年、山形県に生まれる。1995年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程退学。現在、モスクワ大学付属アジア・アフリカ諸国大学日本語科上級講師(専任)。専門は、トルストイを中心とする19世紀ロシア文学。「前期レフ・トルストイの生活と創作―作家の「内なる女性像」から生じた問題とその解決を中心に」で、2016年に早稲田大学から論文提出により博士(文学)取得
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商品説明
文豪をとりこにした女たちとその作品世界。幸福な家庭と理想的世界を結び付け、夢見たレフ・トルストイ。その「内なる女性像」から、文豪の卓越した創作全体をとらえる。
幸福な家庭と理想的世界を結び付け、夢見たレフ・トルストイ。その生涯は、幼い頃死別した母をはじめ、多くの女性たちによって彩られていた。女性たちとの体験は、『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『見知らぬひと』など数々の名作にどのように反映されているのだろうか。「女性」はトルストイの博愛主義の原点といえるが、これまでトルストイの女性遍歴はタブー視されてきた。このタブーに果敢に挑み、名作の新たな解釈を試みた画期的研究。
目次
第1部 カフカス(『幼年時代』における終生のテーマ―母の愛と魂の不滅を確信するが、いかに生きるべきかは分からない…
創作開始にいたるまでの試行錯誤
初期創作の到達点と限界点
「女」と現実の不条理にぶつかる
現実そのものを変える―農業経営と教育活動と恋愛)
第2部 1812年と『戦争と平和』(1812年―祖国戦争の真実と夢
『戦争と平和』論―夢と夢の出会い、そして生命の誕生
「作者の逸脱」と視点の問題)
第3部 『アンナ・カレーニナ』(明から暗への転換の背景
後期トルストイの誕生―「女」を解体し「愛」を残す
『見知らぬひと』はアンナ・カレーニナか―レフ・トルストイと画家イヴァン・クラムスコイ)
商品詳細
- シリーズ名
- 早稲田大学エウプラクシス叢書 023
- 出版社名
- 早稲田大学出版部
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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