中流崩壊

橋本健二/著

発売日:2020年7月

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ページ数
289p
ISBN
978-4-02-295078-9
著者情報
橋本 健二(ハシモト ケンジ)
1959年、石川県生まれ。東京大学教育学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。現在、早稲田大学人間科学学術院教授。専門は社会学

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商品説明

もはや「中流」ではない―。階級社会の実相を描き出す!日本人はなぜ自分を「中流」と思ったのか?かつてさかんに言われた「一億総中流」とは、国民の願望がつくりあげた幻想に過ぎなかった。現在、新型コロナ禍が追い打ちとなり「中流」は消滅寸前、さらに中流内の二つの階級―新中間階級と旧中間階級―の分断が深刻なものになりつつある。中流層の現状を明かし、理想的な「総中流」を考察する。

日本人はなぜ長い間、自分を「中流」と思ったのか――?かつてさかんに言われた「一億総中流」とは、社会調査のミスリードと国民の願望がつくりあげた“幻想”に過ぎなかった。現在、日本社会はかつてないほどに格差が拡大し、中流層は消滅寸前にある。さらに新型コロナ禍が追い打ちとなり「下流」に滑落するリスクが高まっている。また、中流内の二つの階級?新中間階級と旧中間階級?の分断が進み、あらゆる面で対立が深刻なものになりつつある。本書は、戦後日本における中流の生成と軌跡を、データを通じて論じるとともに、社会における「中流」の役割を検証し、階級社会の実相を浮き彫りにするとともに、理想的な「中流」のあり方を探る。新型コロナ禍と二つの「中流」??まえがきにかえて第1章 「総中流」の思想1 「総中流」論の起源2 日本における「総中流」論3 つくられた「総中流」4 虚構としての「中流」5 正当化の論理としての「総中流」6 「総中流」はなぜ受け入れられたのか第2章 理想としての「中流」1 ロビンソン・クルーソーの父親の教え2 二つの「中流 」3 働き方としての「中流」4 目標としての「中流」5 「中流」という幻想第3章「総中流」の崩壊1 「総中流」から「格差社会」まで2 「中流」の分解と「階層消費」(第I期・第II期)3 格差拡大からバブル崩壊まで(第III期・第IV期)4 そして日本は「格差社会」へ(第V期)5 解体する「中流意識」第4章 実態としての「中流」1「中流」の多様な類型2 現代日本の新中間階級3 現代日本の旧中間階級4「中流」の多様性と共通点第5章 主体としての「中流」1 ファシズムの社会的基盤としての「中流」2 穏健保守としての「中流」3 社会変革の担い手としての「中流」4 政治意識からみた三つのグループ5 「中流」の三つのタイプ終章 中流を再生させるには――「総中流」のあり方を探る。1 「総中流」の成立と崩壊2 「中流」再生と「新しい“総中流”社会」の条件3 いま「中流」の使命は

目次

第1章 「総中流」の思想
第2章 理想としての「中流」
第3章 「総中流」の崩壊
第4章 実態としての「中流」
第5章 主体としての「中流」
終章 中流を再生させるには

商品詳細

シリーズ名
朝日新書 774
出版社名
朝日新聞出版
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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