ホームレス経験者が地域で定着できる条件は何か パネル調査からみた生活困窮者支援の課題

山田壮志郎/編著

発売日:2020年7月

  • ホームレス経験者が地域で定着できる条件は何か パネル調査からみた生活困窮者支援の課題
  • ホームレス経験者が地域で定着できる条件は何か パネル調査からみた生活困窮者支援の課題
ページ数
237p
ISBN
978-4-623-08998-7
著者情報
山田 壮志郎(ヤマダ ソウシロウ)
1976年生。2009年日本福祉大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。現在、日本福祉大学社会福祉学部准教授

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商品説明

「新たな地域生活」を構築するために。延べ600人への7年にわたる調査から生活実態と支援のあり方を考察。

生活保護等によりアパートに入居したホームレスが再び野宿生活に戻る現象が散見されるが、それはなぜか。本書は7年間で延べ600人程のホームレス経験者を対象に行ったパネル調査をまとめたものである。福祉・看護・心理・社会政策・公衆衛生等の知見を基に、地域生活の持続可能性を高めるための条件を経年的かつ学際的に分析し、精神的健康の維持・向上と孤独感解消も経済給付等と同様に重視すべき点を提言した一冊

目次

まえがき

序 章 生活困窮者と地域生活の持続可能性――ホームレス支援が抱える課題(山田壮志郎)
 1 ホームレス問題への関心の高まりと国レベルの政策課題への変容――1990年代?2000年代初頭の諸相
 2 持続可能な地域生活に必要なものは何か――2000年代以降のホームレス問題で見えた課題
 3 生活困窮者支援への示唆――本研究の社会的意義

 第I部 パネル調査による生活状況の把握

第1章 パネル調査の概要とホームレス経験者の生活状況(山田壮志郎)
 1 生活状況調査の方法
 2 ホームレス経験者の現状――回答者のプロフィールから
 3 ささしまサポートセンターの概要と取り組み

第2章 ホームレス経験者の地域生活と持続可能性――調査結果の概要から(山田壮志郎・斉藤雅茂)
 1 はじめに
 2 幼少時の生活・学歴・職歴――ホームレス経験者の生活歴
 3 健康状態・日常生活・社会との関わり――ホームレス経験者が抱える困難
 4 地域生活の持続可能性に関連する要因
 5 おわりに


 第II部 ホームレス経験者が抱える困難

第3章 保護者との離別経験と貧困の継承――「子ども時代の貧困」が及ぼす影響(谷口由希子)
 1 貧困・生活困難と社会的養護の経験
 2 社会的養護経験とホームレス経験――パネル調査から
 3 子ども時代の貧困とその継承
 4 子ども時代の生活状況――若年ホームレス経験者の語りから
 5 「再排除」に向かう施設経験者
 6 子ども期を保障する

第4章 健康意識・行動、疾病と関連要因(小林章雄)
 1 長期間調査が可能にした継続的な検討
 2 健康診断の受診を促進する要因
 3 喫  煙
 4 精神疾患の治療
 5 アルコール依存傾向
 6 継続的な支援活動の効果
 7 地域に根ざした参加型研究と社会的処方へ向けて

第5章 精神的健康と心理社会的要因・自立の関連――GHQ12項目版による調査から(吉住隆弘)
 1 生活保護受給者の精神的健康
 2 調査方法――調査対象者と使用尺度・項目<

商品詳細

出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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