生命の経済(エコノミー)
発売日:2020年6月
- ページ数
- 245p
- ISBN
- 978-4-7664-2676-2
- 著者情報
- 西尾 宇広(ニシオ タカヒロ)
慶應義塾大学商学部准教授。1985年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ語学ドイツ文学専修)、博士(文学)。専門は近代ドイツ文学
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商品説明
「生命」の意味を限りなく広く捉えていく「生命の教養学」。今回のテーマは「生命の経済」。私たちが生きていくために経済は欠かせない。しかし、ときに私たちの生命そのものが経済のプロセスに組み込まれ、その手段として利用されることもある。そんな生命と経済の密接で危うい関係に、科学哲学、ケミカルバイオロジー、臨床心理学、行動経済学、環境化学、数理ファイナンス、政治人類学、政治哲学、ジェロントロジー、イギリス近世史、フランス文学といったさまざまな角度からアプローチし、問題の核心を読み解いていく。
▼奪い合いか、助け合いか?
細胞はなぜ無駄な抗体を作るのか、脳はなぜ不合理な判断をするのか、文学はやはり蕩尽なのか、国家はなぜ戦争をするのか、それでも人びとはなぜ助け合うのか?
生産と消費、交換と搾取、競争と協力といった私たちの経済的な営みに着目し、多様な生命と組織が織りなす生と死のダイナミズムを捉え直す。
目次
生命の経済
生命の教養学16
目次
はじめに 西尾 宇広
「生命の経済」という視点からみた人間の特異性
「協力の哲学」に向けて 田中 泉吏
I 心と体の経済学
なぜ体は〈無駄〉だらけなのか?
タンパク質の翻訳後修飾 清水 史郎
心的エネルギーのダイナミズム
“無意識” に光をあてる 森 さち子
行動経済学とビッグデータから探るヒトの意思決定と行動
脳に埋め込まれた過去の遺物を理解し、よりよい行動を起こさせるに
は? 星野 崇宏
II 生と死の経済学
生と死と環境基準 奥田 知明
生きるリスクと死ぬリスク
寿命と向き合うファイナンス 中川 秀敏
動物の生死と人類
屠畜と肉食の文化人類学 宮本 万里
III 互助と互恵の生物学
互恵的な社会が生まれるまで
アリストテレスに学ぶ政治と経済 稲村 一隆
誕生と加齢の経済学
社会はなぜ助け合うのか? 駒村 康平
生命の経済史
資本主義と公共善 山本 浩司
生命から学ぶ社会の成長と消費
バタイユ「全般経済」再考 石川 学
商品詳細
- シリーズ名
- 慶應義塾大学教養研究センター極東証券寄附講座 生命の教養学 16
- 出版社名
- 慶應義塾大学出版会
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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