生活綴方で編む「戦後史」 〈冷戦〉と〈越境〉の1950年代
発売日:2020年6月
- ページ数
- 376,15p
- ISBN
- 978-4-00-061409-2
- 著者情報
- 駒込 武(コマゴメ タケシ)
京都大学教育学研究科教授。専門は、教育史・台湾近現代史
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商品説明
世界中の生活綴方を集め、翻訳し、刊行する―未曽有の巨大プロジェクト『世界の子ども』全15巻を通じて、1950年代史の新たな可能性を描く。
目次
序 章 冷戦的な知の枠組みを問い直す ……………駒込 武
1 教室と世界をつなぐ窓──世界史からの/への「問い」
2 越境的な知の枠組みの想像=創造──アジア・アフリカ会議の時代
3 多次元的な「翻訳」作業の介在──奇怪なコラージュの中へ
【コラム】 京都人文学園──『世界の子ども』の種が蒔かれた場所
第I部 〈越境〉する生活綴方──教科・言語・メディア
第1章 『山びこ学校』という起点──教育と政治と市場から働く力 ……………駒込 武
1 学級文集『きかんしゃ』の世界──第一次編集作業
2 『きかんしゃ』から『山びこ学校』へ──第二次編集作業
3 中文版・英文版へ──第三次編集作業
4 山村から考える「平和」
第2章 冷戦の中の綴方復興──国分一太郎にとって生活綴方とは何か ……………永田和寛
1 「教育の自律性」を求めて
2 生活綴方的教育方法の構造
3 国語からはみ出した「国語」
4 「子どもの胸のうちから」世界を描く
第3章 「大衆」と「民族」のあいだ──映画《山びこ学校》をめぐる市場 ……………花田 史彦
1 製作──映画人が山村に入る
2 公開──山村が上映される
3 評論──映画が自律する
4 葛藤──教育が市場と対峙する
第4章 反基地運動と生活綴方──文集『基地の子』をめぐるポリティクス ……………山口刀也
1 基地の町の生活綴方
2 広がるヤンキー・ゴー・ホームのさけび
3 学校文集「デルタ」と『基地の子』の距離
4 「基地の子」の生活にせまる──『綴方風土記』の可能性
【コラム】 『基地の子』エスペラント版・中文版で消えた問い──「おかあさんは、パンパンだったのでしょうか」 ……………須永哲思、張語涵
第II部 世界を編集する──『世界の子ども』という挑戦
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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