荒れ野の六十年 東アジア世界の歴史地政学
発売日:2020年1月
- ページ数
- 363p
- ISBN
- 978-4-585-22264-4
- 著者情報
- 與那覇 潤(ヨナハ ジュン)
1979年生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専門は日本近現代史。2007年から15年にかけて地方公立大学准教授として教鞭をとり、重度のうつによる休職をへて17年離職。共著多数。2018年に病気の体験を踏まえて現代の反知性主義に新たな光をあてた『知性は死なない』(文藝春秋)を発表し、執筆活動を再開
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商品説明
東アジアで共有できる歴史を―かつてこの理想が追い求められた時代があった。しかし、なぜ共有したいのだろう。やり過ごしあうだけではどうしていけないのだろう。そうした欲求は、日清戦争の開戦から朝鮮戦争の休戦までの「荒れ野の六十年」が残した近代の爪痕にすぎなかったのではないか。この地域が抱える絶望的な摩擦の根源へ、古典と最新の研究の双方を対照させて迫った先に見えてくる、あたらしい共存の地平とは。不毛な論争に終止符を打つ、気鋭の歴史学者による最後の論文集。
目次
1 西洋化のとまった世界で―同時代への提言(三つの時代と「日中関係」の終わり―今こそ読みなおす山本七平
再近世化する世界?―東アジア史から見た国際社会論
中国化する公共圏?―東アジア史から見た市民社会論)
2 歴史のよみがえりのために―古典にさがす普遍(革命と背信のあいだ―逆光のなかの内藤湖南
史学の黙示録―『新支那論』ノート
変えてゆくためのことば―二十世紀体験としての網野善彦
無縁論の空転―綱野善彦はいかに誤読されたか)
3 もういちどの共生をめざして―植民地に耳をすます(帝国に「近代」はあったか―未完のポストコロニアリズムと日本思想史学
荒れ野の六十年―植民地統治の思想とアイデンティティ再定義の様相
靖国なき「国体」は可能か―戦後言論史のなかの「小島史観」)
商品詳細
- 出版社名
- 勉誠社
- サイズ
- 20cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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