番犬は庭を守る

岩井俊二/著

発売日:2020年1月

  • 番犬は庭を守る
  • 番犬は庭を守る
ページ数
268p
ISBN
978-4-16-791425-7
著者情報
岩井 俊二(イワイ シュンジ)
1963年生まれ、宮城県出身。『Love Letter』(1995年)で劇場用長編映画監督デビュー。映画監督・小説家・作曲家など活動は多彩

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商品説明

原子力発電所が爆発し臨界状態となった国で、ウマソーは生れた。成長しても生殖器が大きくならない「小便小僧」として。やがて警備保障会社に就職するが、市長の娘に恋をした罰として「流刑地」へ飛ばされてしまう。次々と降りかかる不運。絶望の中で見出した光とは?壮大で豊饒で、無類に面白い傑作小説。

とてつもなく過激で痛快、そして悲惨――とにかく無類に面白い。
ページをめくる手が止まらない傑作長篇!

原子力発電所が爆発し、臨界事故が続発するようになった世界。そこでは、放射能汚染による精子の減少と劣悪化が深刻な問題となっていた。

優良精子保有者である「種馬」の精子は民間の精子バンクが高額で買い上げ、その一家には一生遊んで暮らせる大金が転がり込んでくる。一方で、第二次性徴期を迎えても、生殖器が大きくならず、セックスのできない不幸な子どもたちは「小便小僧」と呼ばれていた。

「小便小僧」として生まれたウマソーは高校を卒業後、警備保障会社に就職をするが、市長の娘に恋をした罰として、使用済みの核燃料や放射性廃棄物で溢れる、廃炉になった原発を警備することになる。やがてウマソーの性器は徐々に失われ……。

超格差社会の最底辺を生きるウマソーは、次々と襲いかかる悪夢にどう立ち向かっていくのか。

岩井俊二が全身全霊を込めて書ききった、壮大で豊饒なエンタテインメント。


解説・金原瑞人(「近刊情報」より)

商品詳細

シリーズ名
文春文庫 い103-3
出版社名
文藝春秋
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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