黒川能 1964年、黒川村の記憶
発売日:2020年1月
- ページ数
- 389p
- ISBN
- 978-4-08-789013-6
- 著者情報
- 船曳 由美(フナビキ ユミ)
東京都出身。1962年東京大学文学部社会学科卒業。平凡社入社。雑誌「太陽」に創刊時より関わり、全国各地の民俗、祭礼、伝統行事を取材、後に単行本にする。85年平凡社退社。86年集英社入社。99年、定年退職
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商品説明
半世紀前の庄内に、理想郷はあった。月山の麓に500年以上続く悠久の王祇祭。黒川村の内側から哀惜こめて描き上げた、女性編集者による感動の記録。
半世紀前の庄内に、理想郷(ユートピア)はあった――。月山の麓の黒川村で、500年以上続いてきた、悠久の王祇祭。
“神人相和す”祭りの全貌を、村の内側から初めて克明に、そして、哀惜こめて描き上げた、女性編集者による二度とない感動の記録。東京オリンピックの喧騒の裏側で、本物の祝祭が行われていた!*****■著者より、本書によせてあれは、幻であったのだろうか――。
1964年、日本中が東京オリンピックに湧き立っていた。
私はグラフ雑誌「太陽」の編集者であったが、自らの神のもとに、老いも若きも一つに会して祭りをしている村を探して、山形の詩人・真壁仁の一篇の詩で「黒川能」を知った。
2月1日、2日、春日神社の御神体「王祇様」を上座・下座の2軒の当屋に迎え、夜を徹して能・狂言を奉納する。
幼童から少年、若者、長老まで、年齢ごとに場と役割がある。
誰もが喜びをもって生き生きとしているその姿に、私は魅せられていった――。
目次
1964年東京オリンピックの年、黒川能に出会う
十一月、黒川村を訪ねる
十二月から1965年のお正月を迎える
王祇祭まで一か月、一月三日の「興行」
一月十七日、春日神社の「十七夜祭」
豆腐炙りと子供たちの能の稽古
榊屋敷の神事・原初の風景
振舞の準備が進み、当屋は神宿に整えられていく
二月一日、王祇様が春日神社から雪道を当屋に降る
稚児の「大地踏」、翁の「式三番」
「暁の使い」登場、明け方まで演能はつづく
王祇祭二日目、王祇様が春日神社へ還る
若者たちの尋常事の熱狂が祭りを盛り上げる
二月四日「解行」、王祇祭は終わり、そしてまたはじまる
黒川にめぐる季節・冬から春へ
黒川にめぐる季節・春
黒川にめぐる季節・春から夏へ
黒川にめぐる季節・秋
黒川人の一生を想う
商品詳細
- 出版社名
- 集英社
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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