後家殺し
発売日:2019年12月
- ページ数
- 254p
- ISBN
- 978-4-09-386558-6
- 著者情報
- 山本 一力(ヤマモト イチリキ)
1948年高知県生まれ。97年「蒼龍」で第七七回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第一二六回直木賞を受賞
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商品説明
あの女に惚れたが、運の尽き。直木賞作家が人間の情念と愛憎を描く傑作落語時代小説。
直木賞作家が落語演題を大胆な解釈で小説化
●子別れ
腕は良い大工だが呑兵衛の熊五郎。呑み過ぎないよう妻のおとくに釘を刺されていたが、棟梁に前借りした50万円を、勢いにまかせて遊郭ですべて溶かしてしまった。ついに愛想をつかしたおとくは、一粒種の亀吉を連れて出て行ってしまう。
●景清
腕のいい鏨彫り物師だった定次郎は、目の病を患い、わずか半年で失明してしまった。按摩の修行を始めたものの、かつての仕事への未練を捨てられず、目の病に御利益があるという赤坂の圓通寺の日朝さまに、願掛け参りを始める。
●後家殺し
刃物研ぎ宿「研ぎ常」の親方である常吉の強みは、声の良さにある。義太夫の師匠中堀十元に、熱心に稽古をつけてもらっていた。天保三年六月、森田座にて開かれた義太夫の小屋で、常吉は運命の女に出会う。
●火事息子
蔵前天王町の大身札差・伊勢屋四郎左衛門は、従弟で質屋を営む伊勢屋藤右衛門の息子・藤三郎を溺愛していた。幼少から火消しに憧れている藤三郎のために、四郎左衛門は火の見やぐらを建設し、半鐘番に就けるよう根回しをした。
●柳田格之進
彦根藩納戸役を免職となった柳田格之進は、浅草馬道の碁会所で質屋、万屋源兵衛と対局し意気投合する。対局はその後、格之進の出費を気遣い、万屋の離れにて行われることになった。二人の関係は、八月の十五夜まで盤石だった。
【編集担当からのおすすめ情報】
『あかね空』で直木賞を受賞した山本一力氏は、講演やコメンテーターを数多くつとめていることもあり、高い知名度と確実な読者を獲得しています。本作は前作「芝浜」につづき、落語に材をとった短編集です。時代小説ファンのみならず落語ファンも楽しめる一冊です。(「近刊情報」より)
商品詳細
- 出版社名
- 小学館
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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