明智光秀をめぐる武将列伝

海音寺潮五郎/著

発売日:2019年9月

  • 明智光秀をめぐる武将列伝
  • 明智光秀をめぐる武将列伝
ページ数
419p
ISBN
978-4-16-791354-0
著者情報
海音寺 潮五郎(カイオンジ チョウゴロウ)
明治34(1901)年、鹿児島県に生れる。国学院大学を卒業後、指宿や京都で中学校教師を務めるかたわら創作にはげむ。「サンデー毎日」大衆文芸賞受賞を機に、執筆生活に入る。昭和11年、『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞。和漢の書にあまねく通じ、綿密な時代考証の上に独自の史観を展開し、小説に随筆に新たな領域を拓き、多くの著作を残した。昭和52(1977)年12月没

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商品説明

戦国史上最大の逆臣と言われる明智光秀。信長に仕えて以降は詳しく伝えられているが、その出自と最期は判然としない。そこに改めて光を当てたのが海音寺潮五郎。名著『武将列伝』から光秀に関わる武将の列伝を新たに編んだのが本書である。斎藤道三、織田信長、豊臣秀吉、前田利家など七人。歴史小説の真髄をいま読者に!

海音寺潮五郎は、歴史小説家のなかでも、もっとも史実に対する態度が真摯であったといえる。昨年,NHK大河ドラマ「西郷どん」が放送された際には、鹿児島出身であり西郷には並々ならぬ思いを持つ著者の「史伝 西郷隆盛」(文春文庫)が広く読まれた。
大河ドラマの視聴者は、エンターテインメントなドラマを見つつ、その基となる史実を求める気持ちが強い。そのようなニーズに、海音寺潮五郎のオーソドックスな歴史観は相性が良い。
「武将列伝」は、文春文庫の創設期に大きく貢献したシリーズであり、全六巻の構成のなかに、古代から源平、戦国を経て幕末まで、名の知られた武将を一人一編の列伝形式で紹介している。それぞれが、史伝と小説のあいだの絶妙な形式で書かれており、一般読者を飽きさせない。
このなかから、来年の大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公・明智光秀と、それを取り巻く武将たちの章を一冊にまとめて特別編とする。タイトルから推察するに、ドラマは光秀を中心に、天下をに覇を競った群雄による群雄劇になるのでは、と考えられるので、ここに登場するであろう人物を選抜する。
現在、武将列伝は新装版(全5巻)があるが、旧版でも新装版でも信長、秀吉と光秀、家康が別れているため、読者が手にしやすい一冊本として再編集する。
海音寺の語る「史実」は、伝統的に事実と考えられている線に沿うものの、随所に作家としての主権的解釈を随所に挟み、一編づつが優れた人物評となっている。「どのような精神の持ち主が、最後に天下を取るにふさわしいか」という歴史観が強く現れている。その意味で、歴史の事実が研究され修正されることがあっても、決して古びるものではない。(「近刊情報」より)

商品詳細

シリーズ名
文春文庫 か2-62
出版社名
文藝春秋
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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