主権論史 ローマ法再発見から近代日本へ
発売日:2019年8月
- ページ数
- 516,9p
- ISBN
- 978-4-00-061359-0
- 著者情報
- 嘉戸 一将(カド カズマサ)
1970年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程中退。相愛大学准教授を経て、龍谷大学准教授。専攻は法思想史、政治思想史
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商品説明
中世末期以降、国家とは内実や権力の担い手を問わず、ひとつの法秩序のみを存立の根拠とするようになった。そして、この法秩序を支える言説の核心、つまり国家と法を成立させる要諦となったのが、“主権”という概念である。近代ヨーロッパが重ねてきた議論の歴史、日本における二つの憲法制定過程、そしてその間にあった国体をめぐる論争…膨大な資料を読み解きながら、主権論という未踏の領域へ挑む。俊英による新たなる思想史。
中世から近代への転換期に再発見され、20世紀の世界戦争の原因と見なされるほど社会に深く関わってきた〈主権〉概念。法秩序の正統性をいかに保証するかという問いとともにローマ法再発見から〈国体〉論にいたるパラドクスに満ちた歴史を辿り、私たちと法・国家・権力の重層的関係を問い直す。俊英が切り開く概念史の沃野。(「近刊情報」より)
目次
序章 主権と主権者(法と法外なもの
主権国家の死? ほか)
第1章 法秩序の近代(主権の概念
主権者とは「誰」か ほか)
第2章 近代法秩序の“創造”―明治憲法体制の場合(主権概念の受容
統治権―井上毅の挑戦 ほか)
第3章 近代法秩序の瓦解と“再創造”(「国体」の賦活
国体論の傍らで ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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