コレクション日本歌人選 070「葛原妙子 見るために閉ざす目」
発売日:2019年7月
- 巻の著者
- 川野里子/著
- 巻の書名
- 葛原妙子 見るために閉ざす目
- ページ数
- 122p
- ISBN
- 978-4-305-70910-3
- 著者情報
- 川野 里子(カワノ サトコ)
昭和34年大分県生まれ。千葉大学大学院文学研究科修士課程修了。歌集に『王者の道』(第15回若山牧水賞)、『硝子の島』(第10回小野市詩歌文学賞)など。評論集に『幻想の重量―葛原妙子の戦後短歌』(第6回葛原妙子賞)など。歌誌「かりん」選者、編集委員
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商品説明
「幻視の女王」「魔女」「黒聖母」「ミュータント」など、こうした呼び名は怪異の者への棚上げでもある。「読み解きがたさ」こそ、葛原が抱える前衛短歌とは異なる位相なのだ。
目次
アンデルセンのその薄ら氷に似し童話抱きつつひと夜ねむりに落ちむとす
水かぎろひしづかに立てば依らむものこの世にひとつなしと知るべし
とり落さば火焔とならむてのひらのひとつ柘榴の重みにし耐ふ
早春のレモンに深くナイフ立つるをとめよ素晴らしき人生を得よ
奔馬ひとつ冬のかすみの奥に消ゆわれのみが〓々と子をもてりけり
わがうたにわれの紋章のいまだあらずたそがれのごとくかなしみきたる
ソ聯參戰二日ののちに夫が呉れしナルコポン・スコポラミンの致死量
殲滅といふは軍言葉なれ鏖殺といふは魔の言葉なれ
ヴィヴィアン・リーと鈴ふるごとき名をもてる手弱女の髪のなびくかたをしらず
傅きし唇赤き少年を打ちしことありやレオナルド・ダ・ヴィンチ〔ほか〕
商品詳細
- 出版社名
- 笠間書院
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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