不時着する流星たち
発売日:2019年6月
- ページ数
- 271p
- ISBN
- 978-4-04-108207-2
- 著者情報
- 小川 洋子(オガワ ヨウコ)
1962年、岡山市生まれ。早稲田大学文学部卒。88年、海燕新人文学賞を受賞。91年、「妊娠カレンダー」により芥川賞受賞。2003年刊の『博士の愛した数式』がベストセラーとなり、04年、同書で読売文学賞、本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、06年、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞を受賞。ほか著書多数
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商品説明
盲目の祖父の足音と歩数のつぶやきがひとつに溶け合い、音楽のようになって僕の耳に届く―稀代のピアニスト、グレン・グールドにインスパイアされた短篇「測量」。ほか、女優のエリザベス・テイラー、作家のローベルト・ヴァルザー等、世界のどこかで秘かに異彩を放つ人々をモチーフに、その記憶、手触り、痕跡をひとつらなりの物語世界に結晶化。静かな人生に突然訪れる破調の予感をとらえた美しく不穏な10の流星群。
盲目の祖父は、家中を歩いて考えつく限りの点と点を結び、その間の距離を測っては僕に記録させた。足音と歩数のつぶやきが一つに溶け合い、音楽のようになって耳に届いてくる。それはどこか果てしもない遠くから響いてくるかのようなひたむきな響きがあった――グレン・グールドにインスパイアされた短篇をはじめ、パトリシア・ハイスミス、エリザベス・テイラー、ローベルト・ヴァルザー等、かつて確かにこの世にあった人や事に端を発し、その記憶、手触り、痕跡を珠玉の物語に結晶化させた全十篇。硬質でフェティッシュな筆致で現実と虚構のあわいを描き、静かな人生に突然訪れる破調の予感を見事にとらえた、物語の名手のかなでる10の変奏曲。(「近刊情報」より)
商品詳細
- シリーズ名
- 角川文庫 お31-7
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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