もみの木
せなけいこ/絵 石井睦美/文 ハンス・クリスチャン・アンデルセン/原作
発売日:2019年6月
- ページ数
- 〔32p〕
- ISBN
- 978-4-04-107883-9
- 著者情報
- せな けいこ(セナ ケイコ)(Andersen,Hans Christian)
1931年、東京都生まれ。絵本作家。武井武雄氏に師事。1969年『ねないこだれだ』を含む「いやだいやだの絵本」シリーズ(福音館書店)でデビュー、1970年にサンケイ児童出版文化賞を受賞。ユーモアのある貼り絵で、子どもから大人まで世代を超えて愛されている
石井 睦美(イシイ ムツミ)
1957年、神奈川県生まれ。作家、翻訳家。1990年『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞、2003年『パスカルの恋』(朝日新聞社)で朝日新人文学賞(筆名・駒井れん)、2011年『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞、2006年、サラ・マクメナミー『ジャックのあたらしいヨット』(BL出版)の翻訳で産経児童出版文化賞大賞を受賞
アンデルセン,ハンス・クリスチャン(アンデルセン,ハンスクリスチャン)
1805年生まれ、1875年没。デンマークの詩人、作家。「みにくいあひるの子」「人魚姫」「マッチ売りの少女」など、212編の童話を残す
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商品説明
おおきくなりたい、もりのそとへいきたいとゆめみてばかりいるいっぽんのもみの木。すくすくとそだったあるひ、もりからきりだされうつくしくかざりつけられますが―。本当の幸せとは何か。いっぽんのもみの木に人生をなぞらえ、アンデルセンが描く心にのこる物語。
大きくなりたい、別の世界へ行きたいと夢みてばかりいる一本のもみの木。
ある日、森から切り出され、お屋敷の中で美しくかざりつけられますが――。
本当の幸せとは何か。
一本のもみの木に人生をなぞらえ、アンデルセンが描く、心にのこる物語。
せなけいこ絵本作家デビュー前夜の幻の原画を復刻し、石井睦美により現代の子どもたちに向けて書き下ろされました。
今、この瞬間の幸せを大切に。
大人にも響く、大事なメッセージが込められた絵本です。
――関根麻里(タレント、(もうすぐ)二児の母)(「近刊情報」より)
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
お話だけを読むと、何とも物悲しいクリスマス物語です。これを人生と重ね合わせるといたたまれなくもなってきます。そんな物語をせなけいこさんの絵でくるまれると、幸せって何だろうと話の内容が浄化されてきた感じがしてきました。森で大きくなって伐り倒されて行くもみの木は、船のマストになって世界を巡るといいます。これが幸せでしょうか。クリスマスツリーとしてクリスマスを演出したもみの木は幸せでしょうか。クリスマスを終えた後、もみの木は切られて燃やされてしまうのです。これが幸せでしょうか。きっともみの木は森で育ち続けているのが一番幸せなことには違いありません。せなけいこさんは、物語の非情さを受けとめながら、せなさん自身の世界でマイルドに描いています。今、大人としてこの物語を読む時、マストになったもみの木も、クリスマスツリーになった木も、本人が納得さえしていれば、幸せなのではないかと思いあたるのです。自分たち人間はいつか人生の終わりを迎えます。その人生で、何か自分の幸せだった時を抱きしめながら死んでいきたいと思います。何事もなかった人生は虚しすぎます。せなさんはもみの木の輝いていた時も、大切に描いています。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
商品詳細
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 21×28cm
- 対象年齢
- 幼児 小学12年生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Grantraet
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