資本市場とプリンシプル

佐藤隆文/著

発売日:2019年5月

  • 資本市場とプリンシプル
  • 資本市場とプリンシプル
ページ数
266p
ISBN
978-4-532-35820-4
著者情報
佐藤 隆文(サトウ タカフミ)
1950年神奈川県生まれ。1973年大蔵省入省。主計局主計官、銀行局総務課長などを経て、98年金融監督庁長官官房総務課長。99年名古屋大学教授。2001年金融庁総務企画局審議官、02年検査局長、04年監督局長、07年金融庁長官(09年退官)。10年一橋大学教授。13年〜日本取引所自主規制法人(14年まで東京証券取引所自主規制法人)理事長。14年〜IFRS Foundation(国際財務報告基準財団)トラスティ。1973年一橋大学経済学部卒業、77年オックスフォード大学大学院修士課程修了(M.Phil.)、2002年名古屋大学博士(経済学)

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商品説明

マーケットの品格と活力を高めるフレームワークの設計と実践。公益の視点から望ましい姿や方向感を示す「プリンシプル」が資本市場で果たす役割を、多くの具体例をふまえ、第一人者が解説。

○複雑で変化の早い金融市場を、明文化された規律と、抽象的な行動規範(プリンシプル)の両面から相互補完する形で規制する金融行政の方式は、日本でも銀行法や保険法で取り入れられ、さらにスチュワードシップ・コードやコーポレートガバナンス・コードの導入で近年急速に浸透しつつある。不公正取引や不祥事に対応・予防するためにも役立つ。

○本書は、資本市場の品格と活力を高める上で、プリンシプルを土台とした規律が効果的であることを訴えるものである。プリンシプルは、パブリック・インタレスト(公益)の視点から、ものごとの望ましい姿や方向感をいくつかの原則で描くものである。それに納得しその価値観を共有する人々が、目標に向かって進めるよう促す手法が、プリンシプル・ベースの規律づけである。策定される個々のプリンシプルは、法令やルールの背後にある基本的な精神を、行動原則としてより明示的に表現し編集したもの、と形容することもできる。

○このアプローチは資本市場にうまくフィットする、というのが筆者の仮説であり主張である。基本的なコンセプトは、上場会社や市場関係者が尊重すべき重要な規範を共通の理念として認識し、各主体がその規範に沿って行動することを通じて、市場全体の信頼性と競争力が向上する、という筋書きである。プリンシプルに沿った行動の事例が広がっていけば、それらが市場慣行となっていくだろう。上場会社や市場関係者の間において、それぞれの持ち場に即した規範意識が定着し、それが分権的な規律として持続的に機能していくことが期待される。(「近刊情報」より)

目次

第1章 資本市場に求められる資質
第2章 ルールとプリンシプル
第3章 資本市場の規律づけメカニズム
第4章 プリンシプル方式の広がり
第5章 エクイティ・ファイナンスのプリンシプル
第6章 不祥事対応のプリンシプル
第7章 不祥事予防のプリンシプル
資料:関連プリンシプル集

商品詳細

出版社名
日本経済新聞出版社
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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