よこまち余話
発売日:2019年5月
- ページ数
- 317p
- ISBN
- 978-4-12-206734-9
- 著者情報
- 木内 昇(キウチ ノボリ)
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2004年に『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。11年『漂砂のうたう』で直木賞を、14年『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞する
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商品説明
ここは、「この世」の境が溶け出す場所―お針子の齣江が、皮肉屋の老婆トメさん、魚屋の少年・浩三らと肩寄せ合う長屋では、押し入れの奥に遊女が現れ、正体不明の「雨降らし」が鈴を鳴らす。秘密を抱えた路地を舞台に繰り広げられる、追憶とはじまりの物語。巻末に堀江敏幸氏と著者の対談を収録。
【各紙誌で話題を呼んだ哀しくも愛しい幻想譚、待望の文庫化!】
その人は、もういないかもしれない。
もういなくても――確かにここにいた。
お針子の齣江や向かいの老婆トメさんが、いつ、どこから来て棲み始めたのか、長屋の誰も知らない。
正体不明の男「雨降らし」が門口に立つとき、そこには必ず不思議が起こる。
少しずつ姿を変える日々の営みの中に、ふと立ち上る誰かの面影。
時を超え、降り積もる人々の思い。
路地にあやかしの鈴が響き、彼女はふたたび彼と出会う――。
「いつかの人々」が囁きかけてくる感動長篇。(「近刊情報」より)
商品詳細
- シリーズ名
- 中公文庫 き37-2
- 出版社名
- 中央公論新社
- サイズ
- 16cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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