少子化する世界

村上芽/著

発売日:2019年4月

  • 少子化する世界
  • 少子化する世界
ページ数
263p
ISBN
978-4-532-26401-7
著者情報
村上 芽(ムラカミ メグム)
京都大学法学部卒業後、日本興業銀行(現・みずほ銀行)を経て2003年より株式会社日本総合研究所。現在、創発戦略センターシニアマネジャー。専門分野は気候変動と金融、SDGs、子どもの参加論

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商品説明

2100年までの世界の人口の推計データを眺めると、少子化は一部の国で急速に進み、平均寿命の伸びとともに世界に広がっていく。移民で出生率が上がったドイツ、「親になれない」フランスの若者、数よりも子育ての「質」が議論されるイギリス…。新たな課題に直面する欧州各国の動きを学び、日本が進む道を探る。

◆日本では人手不足の影響から少子化対策が叫ばれ「働き方改革」や「女性の活躍推進」が話題を集めているが、現実の対策は各企業や個人の裁量に依存しているところが大きい。
無償の教育、未婚でも充実した子育て環境など少子化対策の「お手本」として注目を集めてきたフランスは、ここ数年で出生率が減少していた。背景には、フルタイムで働く女性の増加や学業の長期化、若年男性の失業が影響している。
フランスだけではない。欧州各国では新たな課題が生まれていた。例えばドイツでは、出生率は増加したものの、新生児の25%の親は外国人だった。社会保障の恩恵を受けるのは誰なのか、国内で議論が進んでいる。日本に先駆けて動く欧州各国の最新の少子化事情を、豊富なデータから読み解いていく。

◆日本は、深刻な少子化に陥っているにもかかわらず、児童手当などの家族関連社会支出が先進国の中でも少ない。経済協力開発機構(OECD)の2013年データではイギリスやフランス、スウェーデン、ドイツなどがGDP比で3%以上費やしているが、日本は1.5%にすぎない。欧州では国と企業が一丸となって「国際目標」に向けた上での「戦略」として「少子化」に取り組んでいる。すでに大きく出遅れている日本が取り組むべき課題は何なのか、欧州での失敗例と成功例をもとに探る。

◆著者は、株式会社日本総合研究所・創発戦略センターのマネジャー。ESG(環境、社会、ガバナンス)投資や評価型融資向けの企業評価、子どもの参加論などを手がける。本書では、著者の専門であるESGやSDGsといった国際目標から逆算し、国際的な潮流の中で、「少子化問題」を欧州がどのように国家戦略として捉えているのかを解き明かす。(「近刊情報」より)

目次

第1章 なぜ少子化は問題なのか
第2章 フランス―優等生であり続けるのか
第3章 ドイツ―超低出生率から抜け出すのか
第4章 イギリス・スウェーデン―「少子化」から「子育ての質」へ
第5章 「選択」される子育て
第6章 日本の誤解と失敗
第7章 少子化する世界でどう生きるか

商品詳細

シリーズ名
日経プレミアシリーズ 401
出版社名
日本経済新聞出版社
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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