この人から受け継ぐもの
発売日:2019年4月
- ページ数
- 193p
- ISBN
- 978-4-00-602305-8
- 著者情報
- 井上 ひさし(イノウエ ヒサシ)
1934年‐2010年。山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる。上智大学外国語学部フランス語科卒業。放送作家などを経て、作家・劇作家に。72年、『手鎖心中』で直木賞受賞。小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら、「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長なども務めた
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商品説明
著者が深く関心を寄せた人物をめぐる講演・評論を収める。吉野作造の憲法・国家観、宮沢賢治にとってのユートピア、丸山眞男の戦争責任論、チェーホフの笑劇・喜劇…自らの知的好奇心と重ねつつ、それぞれの生き方と著作から「現代へのメッセージ」を読み取っていく。「むずかしいことをやさしく」解き明かす語り口は、著者ならではのもの。併せて、笑いの本質に迫るエッセイを収録する。
多彩な文学作品・戯曲と、社会に向けた積極的な発言を数多く遺した作家・井上ひさし。深く関心を寄せた人物をめぐる講演・評論を収める。吉野作造の憲法観、宮沢賢治の生き方、丸山眞男の戦争責任論、そしてチェーホフが追い求めた笑い……直截かつユーモラスな表現により、真摯な胸の内が率直に明かされる。(解説=柳広司)(「近刊情報」より)
目次
1 憲法は政府への命令―吉野作造を読み返す(日清・日露戦争と大正デモクラシー
「立憲」を大きく、「君主」を小さく ほか)
2 ユートピアを求めて―宮沢賢治の歩んだ道(父との関係、うつ状態
日蓮宗、家出、躁状態 ほか)
3 戦争責任ということ―丸山眞男に私淑して(「一億総懴悔」と「御聖断」
天下に三つの会談記録 ほか)
4 笑劇・喜劇という方法―私のチェーホフ(滑稽小説家の登場
笑劇の方法 ほか)
5 笑いについて(ジョン・ウェルズの笑い
アリストテレスの笑い ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波現代文庫 文芸 305
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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