フラナリー・オコナーの受動性と暴力 文学と神学の狭間で

山辺省太/著

発売日:2019年3月

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ページ数
284p
ISBN
978-4-7791-2573-7
著者情報
山辺 省太(ヤマベ ショウタ)
1971年愛知県生まれ。現在、南山大学外国語学部准教授。名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。専門は現代アメリカ小説

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商品説明

アメリカ南部を代表するカソリック作家、フラナリー・オコナー(1925‐64)。彼女の文学世界は、なぜグロテスクで暴力的な光景に満ちているのか―。暴力と恩寵が混在したオコナーの文学/神学世界において、どのように登場人物の主体性が奪われ、神の啓示の前で受動的な存在になるのか、オコナー文学が内包する倫理に着目する。

目次

文学と神学の狭間で
第1部 秘義における物質と知覚(彷徨の身体―『賢い血』と不安定な神の表象
物質と秘跡のリアリティ―「グリーンリーフ」と「川」にみられる文学の美学と創造世界の表象)
第2部 受動性という倫理―他者の歓待と神の恩寵(倫理、暴力、非在―「善人はなかなかいない」と「善良な田舎者」における善と他者
アクチュアリティ、グロテスク、「パーカーの背中」―行為、融合、再創造)
第3部 オコナーの終末的光景―想像力、時間、現実性(不可解な黒さと虚構の力学―「作り物の黒人」と「高く昇って一点へ」の差異と終わりの意識
故郷、煉獄、飛翔―「永く続く悪寒」における神の降臨と時間の詩学)
第4部 共同体/国家における政治と宗教(農園から共同体へ―「強制追放者」におけるアイデンティティの構築と崩壊
生の政治と死の宗教―『激しく攻める者はこれを奪う』 ほか)

商品詳細

シリーズ名
南山大学学術叢書
出版社名
彩流社
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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