江戸東京の庶民信仰

長沢利明/〔著〕

発売日:2019年4月

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ページ数
362p
ISBN
978-4-06-515375-8
著者情報
長沢 利明(ナガサワ トシアキ)
1954年群馬県生まれ。法政大学社会学部卒業、同大学院修了。現在、法政大学、国士舘大学講師

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商品説明

民間信仰や呪術の息づく世界は、山深い農村ばかりではない。願望が渦巻く大都市には、多彩な信仰が絶えず生み出されている。小石川の貧乏神など、文献資料はもちろん、古老への聞き取りや現地調査を尽くした、江戸東京の民俗誌。

かつての江戸、そして現在の東京にみられるさまざまな庶民信仰・民間信仰の具体的な実情を、民俗学の立場から調査・集成。民間信仰や呪術の息づく世界は、山深い農村ばかりではない。現代の大都市の中心部においてさえ、その土俗的世界の展開するさまをみることができる。むしろ、都市こそは人々の願望が濃い密度で渦巻き、そこに集約された願望成就のエネルギーは農山村以上に多彩な民間信仰を生み出している。たとえば「ギャンブル必勝」「クイズ番組入賞」「離婚成就」「航空安全」など、多様な願望が信仰に結びついているのだ。
取り上げる民間信仰は、小石川の牛天神境内にまつられた貧乏神の伝承、東京各地に出回ったさまざまな「宝船絵」、浅草と新宿の「カンカン地蔵」、板橋宿の縁切榎、豪徳寺の招き猫伝説、関東の稲荷総社ながらつつましい佇まいの湯島・妻恋神社、「いもあらい」の地名と一口坂の関係、下谷・虎ノ門・新橋・羽田など都内に11か所を数える「飛行機の神・仏」・・・などなど。
調査にあたっては、随筆や地誌、寺社に伝わる古文書や縁起などの記述資料はもちろん、寺社の住職や宮司、氏子信徒や檀家の古老、地元の旧家などへの聞き取り取材を丹念に行い、おもに1970年代から80年代の東京の口碑記録としても、貴重な一書となっている。
〔原本:1996年11月、三弥井書店刊〕

〈目次〉
庶民信仰と願かけ
江戸の貧乏神
狸の守護神
東京の宝船
巡礼とお砂踏み
化粧地蔵・白粉地蔵
カンカン石・カンカン地蔵
迷子の石標
鬼の信仰
縁切榎――板橋区本町
豪徳寺の招き猫
妻恋稲荷の信仰――文京区湯島
いもあらいの神――千代田区太田姫稲荷神社
針供養と奪衣婆――新宿区正受院
身代り地蔵の巡行――杉並区東運寺
飛行機の神
自動車のお守りにみる民間信仰
港区の民間信仰
あとがき(「近刊情報」より)

目次

庶民信仰と願かけ
江戸の貧乏神
狸の守護神
東京の宝船
巡礼とお砂踏み
化粧地蔵・白粉地蔵
カンカン石・カンカン地蔵
迷子の石標
鬼の信仰
縁切榎―板橋区本町
豪徳寺の招き猫
妻恋稲荷の信仰―文京区湯島
いもあらいの神―千代田区太田姫稲荷神社
針供養と奪衣婆―新宿正受院
身代り地蔵の巡行―杉並区東運寺
飛行機の神
自動車のお守りにみる民間信仰
港区の民間信仰

商品詳細

シリーズ名
講談社学術文庫 2550
出版社名
講談社
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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