『修身論』の「天」 阿部泰蔵の翻訳に隠された真相

  • 『修身論』の「天」 阿部泰蔵の翻訳に隠された真相
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ページ数
114p
ISBN
978-4-7664-2599-4
著者情報
マルティン,アルベルト・ミヤン(マルティン,アルベルトミヤン)(Mart´in,Alberto Mill´an)
慶應義塾大学経済学部専任講師。1982年にミヤン家とマルティン家の間に生まれ、スペイン・マヨルカ島出身。バルセロナ自治大学翻訳通訳学部卒業。上智大学比較文化学部に一年留学。日本政府JETプログラムの国際交流員として山口県立大学に一年勤務後、大阪大学大学院言語文化研究科で博士号を取得。博士(大阪大学、日本語・日本文化、2011年)。同志社大学グローバル地域文化学部助教を経て現職。福澤研究センター所員。専門分野は日本研究(幕末維新・教育思想史)、翻訳学(翻訳論・翻訳史研究)、スペイン語学(歴史言語学・記述文法)

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商品説明

訳者の阿部は近代的倫理観をいかに訳したのか。明治教育史の一端を明らかにする。

▼明治期の翻訳教科書から、教育の歴史をひも解く。

明治期、近代的知識の導入にあたり、先進国の教科書が多数翻訳された。その一つ『修身論』は、ウェーランド著『道徳科学要論』を原本とし、道徳や聖書に関する倫理理論と共に、基本的人権・自由主義・平等主義に基づく近代社会制度を論じた。訳者の阿部はこれら近代的倫理観をいかに訳したのか。明治教育史の一端を明らかにする。(「近刊情報」より)

目次

第1章 近世から近代へ―「文明開化」と「学制」の夢(国家の近代化:「智識を世界に求める」
教育の近代化:「必ず邑に不学の戸なく家に不学の人なし」)
第2章 アメリカから日本へ―ウェーランドと福澤諭吉の出会い(ウェーランドと『道徳科学要論』:新世紀のための思想
福澤諭吉と『道徳科学要論』:原書の影響、訳書の普及)
第3章 英語から日本語へ―阿部泰蔵のジレンマ(阿部泰蔵と『修身論』:キリスト教の消失
阿部泰蔵の訳し方:「読む人にわかるように」)
第4章 Godから「天」へ―知らぬ神より馴染みの「天」(「天」の同質的要素
「天」の異質的要素
「天」の限界:排除された要素)
第5章 『修身論』の「天」―その意味と機能

商品詳細

シリーズ名
慶應義塾大学教養研究センター選書 19
出版社名
慶應義塾大学教養研究センター
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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