PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

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ページ数
317p
ISBN
978-4-86651-113-9

¥2,035 税込

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商品説明

アップルを追放されたスティーブ・ジョブズとともに、
スタートアップを大きく育てた真実の物語!

NYタイムズ絶賛!
「なんて魅力的なんだ・・・。強烈な個性を持つ業界の人々やビジネス課題でさえ、
爽やか且つエレガントな物語に変えてしまう冷静さと明快な力をLevy氏は持っている。
Levy氏の執筆力とPixarでの彼の経営の成功は、To Pixar and Beyondの最初の ページから明らかなように、個人的な質に根差している。その資質とは人間力である。」

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ジョブズが自腹で支えていた赤字時代、
『トイ・ストーリー』のメガヒット、
株式公開、ディズニーによる買収……
小さなクリエイティブ集団を、ディズニーに並ぶ一大アニメーションスタジオに
育てあげたファイナンス戦略!

パロアルトを歩くとスティーブは元気になる。空気、建物、気候、みんな大好きなのだ。暖かく
気持ちのいい天気で、ナラ、モクレン、トネリコなどの木に縁取られた平らな道を歩いていく。ラ
ンチハウスと呼ばれる昔風の小さな平屋建てもあれば、シリコンバレーの成長を象徴する邸宅もあ
る。しばらく近況報告をしたあと、私は、相談したいと思っていた話を持ちだした。
「ピクサーの株価なんですが……」
「それがなにか?」
「ピクサーは岐路に立ってると思います。いまの評価は高すぎて保つのが難しい。なにかミスった
ら、どんなミスでも、たとえすごく小さなやつでも、ピクサーの株価は一気に半減し、あなたの資
産も半分が道連れになるかもしれません」
ちょっと考えてこう付けたした。
「高く飛びすぎて太陽に近づいてしまってるんです」
どう考えてもできすぎだった。10年間、大ヒットに次ぐ大ヒットで来たのだ。
「いまのばか高い評価を使って事業を多角化するか。そう、昔、ディズニーがしたように、です。
あるいは……」
最後はスティーブが引き取った。
「ディズニーに売るか、だな」
「そのとおり。あるいはディズニーに売るか、ですよ。同じようにピクサーを守り、多角化してく
れるところがほかにあるならそこでもかまいません」
もちろん、そんな会社がほかにないことはふたりともわかっていた。
「ちょっと考えさせてくれ。言いたいことはわかったよ」
数カ月後の2006年1月25日、ピクサーとウォルト・ディズニー社は、ディズニーがピクサー
を76億ドルで買収することで合意したと発表。ピクサー株の大半を持つスティーブは、このとき、
数十億ドルを手にしたことになる。さらに、それから10年でディズニーの株価は急上昇しており、
スティーブの持ち分も4倍近くまで価値が上がっている。
私がスティーブとピクサーの話を初めてしたのは、この10年ちょっと前、1994年末のことだ。
そのころのピクサーは、スティーブのお金を5000万ドル近く使ったにもかかわらず成果らしい
成果があがっていなかった。財務諸表に記された株主価値はマイナス5000万ドル。そのピクサ
ーで、スティーブは、世界有数の金持ちになったわけだ。
私がピクサーにかかわったのは、スティーブと初めて言葉を交わした1994年から買収の2006年
までだ。このような経験ができたのはとても幸せなことだと思う。ピクサーについては、ク
リエイティブ面や制作手法の面からたくさんの著作が世に出ているが、私は、少し違う角度からピ
クサーを捉えてみたいと思っている。戦略や事業がどう絡み合い、ピクサーを成功に導いたのか、
だ。


ビジネス書ではありますが、著者の人間性の魅力あふれる、血の通った真実の物語です。
クリエイティブを追求すること、現実的に会社として生き残らなければいけないというプレッシャー、 ふたつの折り合いをどうつけるかというテーマは、今読まれるべき本だと思います。

目次

第1部 夢の始まり
第2部 熱狂的な成功
第3部 高く飛びすぎた
第4部 新世界へ

商品詳細

出版社名
文響社
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:TO PIXAR AND BEYOND

注意事項

本の帯に関して
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