ことばを紡ぐための哲学 東大駒場・現代思想講義
発売日:2019年5月
- ページ数
- 215p
- ISBN
- 978-4-560-09673-4
- 著者情報
- 中島 隆博(ナカジマ タカヒロ)
1964年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東京大学東洋文化研究所教授。主な著書に『共生のプラクシス』(東京大学出版会、和辻哲郎文化賞受賞)他
石井 剛(イシイ ツヨシ)
1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授
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商品説明
内容:知の地殻変動 中島隆博著. 食べる・味わう 中島隆博著. 話す・聞く 梶谷真司著. 触れる 清水晶子著. 来たるべきことばのために. 前篇. 知る 原和之著. 分ける 石原孝二著. 待つ・耐える 星野太著. 来たるべきことばのために. 後篇. うたう 村松真理子著. 書く・隠れる 石井剛著
ことばの過剰に抗して
いま世界を覆っているのは、真実の声をかき消すほどの過剰なことばの氾濫である。インターネットでSNSを開くと、そこには匿名性をいいことに罵詈雑言が溢れ、次々に「炎上」が起こり、敵が敵を生んでいく。ことばへの応接はかつてないほど困難を極めている。
本書は、東京大学教養学部で行なわれた講義「グローバル化時代の現代思想」をもとにしている。きっかけは、2011年の東日本大震災と原発事故だった。
この災害を近代の必然ととらえたとき、「人文学」はいかなるあり方が可能なのか? 日常の感覚から思考を再出発し、学問の世界にもう一度、人間を取りもどすこと――その試みが本書ということになる。
食べる、味わう、話す、聞く、触れる、知る、分ける、待つ、耐える、歌う、忘れる、書く、隠れる……
ことばの過剰と氾濫から解放されたとき、近代社会が忘れた行為が恢復していく。福澤諭吉が軽んじた「味わう」という行為、「待つ」ことの背後にあった世界の持続、まだ「歌う」ことはできるのかという根源的問い、「隠れる」ことが孕む可能性。ともに生きる自由への珠玉の講義録。(「近刊情報」より)
目次
1 日常という場で(食べる・味わう
話す・聞く
触れる
座談会 来たるべきことばのために前篇)
2 システムに抗して(知る
分ける
待つ・耐える
座談会 来たるべきことばのために後篇)
3 “文の共同体”へ(うたう
書く・隠れる)
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 19cm
- フォーマット
- 単行本
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