江戸の不動産

安藤優一郎/著

発売日:2019年3月

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ページ数
207p
ISBN
978-4-16-661210-9
著者情報
安藤 優一郎(アンドウ ユウイチロウ)
1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開

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商品説明

江戸を世界一の大都市に押しあげた原動力は、活発な不動産取引だった。大名や旗本は郊外の土地を買い漁り、中心部の土地は等価交換で入手。町人、農民も土地取引に参入し、多額の礼金に悩まされつつ、貸家経営などにいそしんだ。知られざる江戸時代の不動産ビジネスの実態を浮き彫りにする。

花のお江戸では不動産ビジネスが花ざかり。
武士も、町人も、農家も、こぞって土地取引に精をだしていた!

江戸時代は「鎖国」により内需中心の閉じられた社会であった。
しかし長きにわたり泰平の世を謳歌し、とりわけ将軍のお膝元、江戸は大いに繁栄する。
その好景気を下支えしたのは、活発な不動産取引だった。
封建社会というと土地も人間も固定されていたイメージが強い。
しかし実際は現代も顔負けのテクニックが駆使されて、活発に土地が取引されていたのだ。
江戸繁栄の秘密を、土地取引という新しい視点から読み解く。

【第一章 巨大都市・江戸の土地事情】
家康の江戸入りから、職人町の神田、商人町の日本橋誕生の経緯、そして町が大きく変わる契機となった明暦の大火と、その後の防災計画を紹介。

【第二章 武士の不動産商法】
大名や幕臣は等価交換というテクニックを駆使して、幕府から拝領した土地を活発に売買していた。また大名や旗本は郊外の農地もは買いあさり、微禄の武士は貸家経営で生計を立てていた。お武家さまのさまざまな不動産商法に迫る。

【第三章 町人・農民の不動産ビジネス】
関東などで財産を築いた豪商や豪農は、ビジネス拡大と多角化のため江戸へ進出していた。江戸の一等地は商売の拠点となるだけではなく、信用を得るためにも必須だった。一等地を買い集め、したたかな不動産ビジネスを展開する豪商・豪農たちの姿を描く。

【第四章 幕府の土地を私有地にする裏技】
幕府の御用を勤めていた中野の豪農は、四ツ谷にある幕府の土地に目をつけて、自分のものにしようと目論む。近隣対策や幕府への裏工作の実態に迫る。

【第五章 東京の誕生】
江戸の7割は武家が利用していたため、明治維新により広大な土地が没収され、軍用地や公共施設、学校などに転用された。いまの東京の骨格はこのとき出来上がった。土地という視点から見た「ご一新」とは。(「近刊情報」より)

目次

第1章 巨大都市・江戸の土地事情(家康、江戸へ入る
火事で拡大した江戸 ほか)
第2章 武士の不動産商法(大名たちの不動産取引
下級武士の土地活用術 ほか)
第3章 町人・農民の不動産ビジネス(千葉の豪商、江戸へ進出する
江戸の豪商、礼金に悩まされる ほか)
第4章 幕府の土地を私有地にする裏技(豪農、空き地に目をつける
幕府への裏工作 ほか)
第5章 東京の誕生(軍事都市に戻った江戸
さびれゆく武家地 ほか)

商品詳細

シリーズ名
文春新書 1210
出版社名
文藝春秋
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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