キャプテンマークと銭湯と
発売日:2019年3月
- ページ数
- 241p
- ISBN
- 978-4-04-107705-4
- 著者情報
- 佐藤 いつ子(サトウ イツコ)
本名・佐藤伊津子。青山学院大学文学部卒業。IT企業勤務後、創作活動開始。「フリマでゲット!」で第30回日産童話と絵本のグランプリで優秀賞受賞
佐藤 真紀子(サトウ マキコ)
東京都生まれ。画家。児童書や文芸書を数多く担当
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商品説明
サッカークラブのキャプテンだった周斗はU‐14活動初日、コーチから入団したばかりの大地に、キャプテンを替えると告げられる。不安といら立ちの中、偶然記憶の中の懐かしい銭湯に再会したことで、周斗はたくましく成長していく。胸の奥が熱くなる、青春序章小説!
「キャプテンは、」 耳の奥がきんとした。
「大地にお願いしたい」
背筋は伸びきったまま、制止した。息も止まった。周りがかすかにざわついた。
そのざわつきを押さえるように、「はい!」
威勢のよい声が、後ろからまっすぐ飛んできた。
「よし。大地、頼んだぞ」
「そうだ、周斗。キャプテンマーク、あとで大地にわたしといてくれ」
ずっとつけていたサッカーのキャプテンマークを、他のチームから移籍してきた大地に渡さなくてはいけなかった周斗。くやしくて、チームメイトからも孤立してしまう。自分がいやになっていた周斗が出会ったのは古ぼけた時代遅れの銭湯だった。あさのあつこ氏の推薦デビューの著者が描く、切なく温かい感動の物語。(「近刊情報」より)
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
子供がサッカーのキャプテンをしており、共感出来る部分があるような気がして、手に取りました。幼い時からサッカーが好きで、ずっとオレ様サッカーでキャプテンもしてきた主人公が、後から入ってきたメンバーにキャプテンの座を奪われる・・・とても屈辱的な展開です。そのことに傷ついた主人公・周斗ですが、キャプテンという資質の問題と、自分の態度が他のメンバーに嫌な思いをさせていたことに気付き、さらに凹んでしまいます。でも銭湯という秘密の癒しの場を得ることで、だんだんと変わっていきます。その様子がとても自然で、心の動きが鮮やかに伝わってきます。ラストへの流れも自然で、だんだんとチームの心が一つになっていく様子が見事です。この後どうなったのか、という余韻を残して話が終わりますが、心温まる人と人のつながりが感じられる、素敵なお話でした。(hime59153さん 50代・三重県 男の子11歳)
商品詳細
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 中学生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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