創造された「故郷」 ケーニヒスベルクからカリーニングラードへ
発売日:2019年2月
- ページ数
- 259,18p
- ISBN
- 978-4-00-023738-3
- 著者情報
- コスチャショーフ,ユーリー(コスチャショーフ,ユーリー)(Костяшов,Юрий)
1955年生。イマヌエル・カント記念バルト連邦大学(ロシア)教授。専門、カリーニングラード史、南スラヴ諸民族史
橋本 伸也(ハシモト ノブヤ)
1959年生。関西学院大学文学部教授。専門、ロシア近現代史、バルト地域研究
立石 洋子(タテイシ ヨウコ)
1980年生。成蹊大学法学部助教。専門、ロシア・ソ連史
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商品説明
第2次世界大戦の結果、東プロイセンのドイツ人は追放され、ソ連各地から来た移住者が新しい都市を建設することになった。廃墟のなかに「外国の息吹」を感じ、街の歴史に関心を抱く人びと。しかし、1945年以前の歴史を問うことは許されない。過去を抹消しようとする権力と、「わが故郷」への愛着を育みはじめた人びとの相克。冷戦終結後、開放された街にドイツ人たちが到来し、新旧の住人たちが出会うことになる―。
第二次世界大戦の結果、東プロイセンとケーニヒスベルクはソ連に移譲され、カリーニングラードと改名された。ソ連は戦利品としての空間をどのように「わが国の領土」として創造したのか。その中で、普通の人びとの経験とはどのようなものだったのか。戦争で住民が総入れ替えとなった地域の稀有な歴史を、政策者と住民のダイナミズムを通して描く。ロシアを渉猟して集めた資料と、貴重なオーラル・ヒストリーの記録を駆使した労作。(「近刊情報」より)
目次
第1部 ケーニヒスベルクの時代(ピョートル大帝からロシア革命まで
ロシア革命から第二次世界大戦まで)
第2部 カリーニングラード州の成立(第二種立入禁止地区
残留ドイツ人
ソヴィエトの移住者たち―カリーニングラード州への大規模移住
スターリンのカリーニングラード州建設計画)
第3部 スターリニズム末期のカリーニングラード(新たな都市 新たな生活―移住者たちの日常生活
戦後カリーニングラード州農村の日常生活
ドイツ人のドイツへの強制移住
戦後、スターリン期における「プロイセン的精神の追放」のための闘い)
第4部 ポスト・スターリン期のカリーニングラード(ポスト・スターリン期の記憶政治
ペレストロイカとその後―カリーニングラードの開放)
結語 遺産はいかに扱われたのか―結論に代えて
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Создавая родину на чужбине
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