鷹見泉石 開国を見通した蘭学家老
発売日:2019年2月
- ISBN
- 978-4-12-005162-3
- 著者情報
- 片桐 一男(カタギリ カズオ)
1934年生まれ。青山学院大学名誉教授。専門は蘭学史・洋学史・日蘭文化交渉史。『阿蘭陀通詞の研究』(吉川弘文館、1985年)で角川源義賞受賞。著書に『蘭学家老鷹見泉石の来翰を読む―蘭学篇』(岩波ブックセンター、2013年、ゲスナー賞受賞)など
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商品説明
鷹見泉石は、古河藩主の土井利厚、利位の二代に近侍し、後年には「土井の鷹見か、鷹見の土井か」と名家老ぶりをうたわれた。レザーノフ事件を契機に若くして危機意識を抱いた泉石は、生涯を通じて海外情報の収集に努め、その知見は学者や幕府要人に広く影響を与えていく。ペリー来航を受けた提言書「愚意摘要」は開国と和親通商を主張するもので、抜きん出た先見性を物語る。豊富な一次史料をもとに描く初の本格的評伝。
鷹見泉石は1785年生まれ(1858年没)、古河藩主土井利厚、利位の二代に仕えて名家老として知られる一方、いち早く危機意識を持って海外情報の収集に努め、その知見は学者や幕府要人などに広く影響を与えた。
1804年のロシア使節レザノフ来航時、利厚が幕府の対ロシア問題の担当となったため、泉石も対外交渉のための調査に従事、これをきっかけに蘭学の学習と海外情報の収集を行うようになる。その後、泉石の収集した情報と知見は幕政にも生かされ、利位が主席老中に就任した頃には「土井の鷹見か、鷹見の土井か」とうたわれた。1853年、ペリー来航を受けての提言書「愚意摘要」は、退隠後の古河で書かれたものだが、開国と和親通商を主張するもので、彼の先見性を物語る。
「鷹見泉石日記」および関係書翰など、豊富な一次史料をもとにした初の評伝。(「近刊情報」より)
目次
はじめに―国宝となった鷹見泉石像
第1章 レザーノフ来航
第2章 江戸藩邸で情報収集
第3章 海外に目を向け、蘭学と欧風趣味にのめり込む
第4章 混迷する幕政・藩政に取り組んで
第5章 古河退隠で蘭学に没頭
第6章 世界のなかの日本を見据えて
商品詳細
- シリーズ名
- 中公叢書
- 出版社名
- 中央公論新社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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