sizzle word 2018 シズルワードの現在 「おいしいを感じる言葉」調査報告 2018改訂

B・M・FTことばラボ/著

発売日:2018年12月

  • sizzle word 2018 シズルワードの現在 「おいしいを感じる言葉」調査報告 2018改訂
  • sizzle word 2018 シズルワードの現在 「おいしいを感じる言葉」調査報告 2018改訂
ISBN
978-4-9904895-6-4

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商品説明

「もっちり」「濃厚」「揚げたて」「ジューシー」「贅沢な」「こってり」「ふわとろ」おいしさの感覚は言葉がつくりだしている。シズルの変化を言葉で、わかりやすい図表。

sizzle word『シズルワードの現在』の最新版です。
2018年調査をもとにアップデイトし、対象とする言葉を広げ、新たな分析を大幅に加え、増補改訂しています。

おいしさを表現する言葉は変化しながら多彩になっています。
そして、言葉が豊かになると同時に感覚も豊かになってきています。ここ十年余りの間で、この国の言葉を使って生活している人たちは、さまざまなおいしい感覚を楽しみ、多彩な言葉を使うようになりました。
いま、「おいしい」とだけ言ってもおいしさを表現したことはなりません。おいしさをどう感じ、どう表現するのか。感覚と言葉での体験が、私たちの楽しみなのです。

私たちBMFTことばラボは、「おいしそう」「食べたい」「飲みたい」を感じる言葉を“シズルワード"といっています。
シズルワードには、「もっちり」「とろける」「ふわっと」「ふわとろ」「サクサク」「口どけのよい」「歯ごたえがある」「うまみのある」「香ばしい」「コクがある」「濃厚な」「こってり」「コク深い」「クセになる」 「焼きたて」「揚げたて」「絶品」「贅沢な」「完熟」「朝採り」など、数多くの言葉があります。

この本では“シズルワード"について、その意味や使い方など、現在の姿をわかりやすく説明しています。
調査をもとにした図を見ながら、言葉を拾い読みして、ページをパラパラめくっていくと、 シズルワードの現在の有り様を知ることができるはずです。

調査は2003年から行ってきたので、この本では15年間のシズルワードの変化がわかります。
大きな変化をふたつあります。
ひとつはオノマトペ化です。
「もちもち」「ふんわり」「とろっと」といった感覚をそのまま表す言葉であるオノマトペにおいしさを感じるようになったことです。
とくに〈もち〉〈ふわ〉〈とろ〉といった言葉を頭にした食感系の言葉においしさを感じています。
さらに、ここ数年では「ふわとろ」という〈ふわ〉系と〈とろ〉系の2つの感覚を複合したシズルワードが順位アップしています。
もうひとつは「濃厚」化です。
「濃厚な」が大きく順位アップし、「あっさり」「すっきり」「さっぱり」は順位ダウン。〈浅薄淡〉から〈濃厚〉へという変化が、10年余りの時間をかけて進んでいます。
ここ数年は、さらに「リッチな」「クリーミー」も加わって、「濃厚な」「リッチな」「クリーミー」がトレンドになっています。

シズルワードは性別や年齢によって大きな違いがあります。
性別では、女性で高いのは、〈もち〉〈ふわ〉〈とろ〉系の言葉です。
「もちもち」「もっちり」などの〈もち〉系や「ふわふわ」「ふんわり」の〈ふわ〉系、「とりーり」「とろける」〈とろ〉系、 それに「ふわとろ」などに、女性はおいしいを感じています。
一方、男性は、「歯ごたえのある」「噛みごたえのある」「噛み心地のよい」などの〈歯〉や〈噛〉を含んだシズルワードを比較的好んでいます。
これは食感でみた性別の違いです。味覚系でも情報系でも性別に違いがあります。

シズルワードは、時系列で変化しているし、性別だけでなく年齢でも違いがあります。
また、料理、食べ物や飲み物によっても違います。
こうした変化や違いをこの本では丁寧に分析しています。

目次

1 シズルワード 考え方とまとめ(シズルワードの考え方
調査結果のまとめ
シズルワードの変化と意味
調査方法)
2 シズルワードの現状と変化(おいしいを感じる言葉
シズルワードの時系列変化
シズルワードの性・年齢別特徴)
3 シズルワードと食べ物・飲み物(味覚系シズルワード
食感系シズルワード
情報系シズルワード)

商品詳細

出版社名
B・M・FT出版部
対象年齢
一般
著者コメント
この本は、ふたつの調査報告書をもとにしています。
ひとつは『おいしいを感じる言葉』調査報告、もうひとつは『シズルワードから想起する食べ物・飲み物』です。
ともに2018年に実施した調査です。
2015年の調査をもとにした本を刊行していますが、調査の結果が少し古くなり、絶版にしました。
この本は2018年の調査結果をもとにした最新のデータをベースにした改訂版になります。

本は大きく3つの部分で構成しています。
I シズルワード 考え方とまとめ
II シズルワードの現状と変化
III シズルワードと食べ物・飲み物

I では、シズルワードを味覚系、食感系、情報系の3表現に分けて主な調査結果について紹介しています。
II では、味覚系、食感系、情報系の3表現ごとに、時系列変化や性別年齢別の特徴などを分析しています。
III では、動向とは別に、個々のシズルワードについてデータについて、調査結果を解説しています。
とりあげたのは味覚系31ワード、食感系39ワード、情報系24ワード。
それぞれのワードを好む人の性別や年齢を明らかにしています。
また、シズルワードから想起する食べ物や飲み物を集計し、 ワードと結びついている食べ物や飲み物を明らかにしています。
III で、とりあげたシズルワードは94ワード、2015年版にくらべて2倍、増補してます。
フォーマット
単行本

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