中世の秋 下「改版」

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版数
改版
ISBN
978-4-12-206667-0
著者情報
ホイジンガ(ホイジンガ)(Huizinga,Johan)
1872年、オランダに生まれる。1905年、フローニンゲン大学教授。1915年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、1919年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。1945年、死去

堀越 孝一(ホリコシ コウイチ)
1933年、東京に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒、同大学大学院西洋史学博士課程修了。茨城大学、学習院大学、日本大学をはじめ、多くの大学で教鞭をとる。学習院大学名誉教授

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商品説明

この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する―。(「第一版緒言」より)。

この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、その生涯の最後の時を生き、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、これをつつむ、ここに、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する――、これが、以下のページの主題である。この書物を書いていたとき、視線は、あたかも夕暮れの空の深みに吸いこまれているかのようであった。ただし、その空は血の色に赤く、どんよりと鉛色の雲が重苦しく、光はまがいでぎらぎらする。 
 いま、書いたものをよみかえしてみて、こう思う、もうすこし、この夕暮れの空に視線をとどまらせていたならば、にごった色もしだいに澄み、ついにはまったき澄明さにいたったのではなかったか、と。(「第一版緒言」より) 
歴史家ホイジンガが、中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。

【目次】
XIII 信仰生活のさまざま 
XIV 信仰の感受性と想像力 
XV 盛りを過ぎた象徴主義 
XVI 神秘主義における想像力の敗退と実念論 
XVII 日常生活における思考の形態 
XVIII 生活のなかの芸術 
XIX 美の感覚 
XX 絵と言葉 
XXI 言葉と絵 
XXII 新しい形式の到来 
史料紹介 
参考文献 
索 引(「近刊情報」より)

目次

信仰生活のさまざま
信仰の感受性と想像力
盛りを過ぎた象徴主義
神秘主義における想像力の敗退と実念論
日常生活における思考の形態
生活のなかの芸術
美の感覚
絵と言葉
言葉と絵
新しい形式の到来

商品詳細

シリーズ名
中公文庫 ホ1-6
出版社名
中央公論新社
対象年齢
一般
フォーマット
文庫
原題
原タイトル:Herfsttij der Middeleeuwen 原著第11版の翻訳

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