中世の秋 下「改版」
発売日:2018年11月
- 版数
- 改版
- ISBN
- 978-4-12-206667-0
- 著者情報
- ホイジンガ(ホイジンガ)(Huizinga,Johan)
1872年、オランダに生まれる。1905年、フローニンゲン大学教授。1915年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、1919年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。1945年、死去
堀越 孝一(ホリコシ コウイチ)
1933年、東京に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒、同大学大学院西洋史学博士課程修了。茨城大学、学習院大学、日本大学をはじめ、多くの大学で教鞭をとる。学習院大学名誉教授
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商品説明
この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する―。(「第一版緒言」より)。
この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、その生涯の最後の時を生き、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、これをつつむ、ここに、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する――、これが、以下のページの主題である。この書物を書いていたとき、視線は、あたかも夕暮れの空の深みに吸いこまれているかのようであった。ただし、その空は血の色に赤く、どんよりと鉛色の雲が重苦しく、光はまがいでぎらぎらする。
いま、書いたものをよみかえしてみて、こう思う、もうすこし、この夕暮れの空に視線をとどまらせていたならば、にごった色もしだいに澄み、ついにはまったき澄明さにいたったのではなかったか、と。(「第一版緒言」より)
歴史家ホイジンガが、中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。
【目次】
XIII 信仰生活のさまざま
XIV 信仰の感受性と想像力
XV 盛りを過ぎた象徴主義
XVI 神秘主義における想像力の敗退と実念論
XVII 日常生活における思考の形態
XVIII 生活のなかの芸術
XIX 美の感覚
XX 絵と言葉
XXI 言葉と絵
XXII 新しい形式の到来
史料紹介
参考文献
索 引(「近刊情報」より)
目次
信仰生活のさまざま
信仰の感受性と想像力
盛りを過ぎた象徴主義
神秘主義における想像力の敗退と実念論
日常生活における思考の形態
生活のなかの芸術
美の感覚
絵と言葉
言葉と絵
新しい形式の到来
商品詳細
- シリーズ名
- 中公文庫 ホ1-6
- 出版社名
- 中央公論新社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
- 原題
- 原タイトル:Herfsttij der Middeleeuwen 原著第11版の翻訳
注意事項
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