大友落月記
発売日:2018年9月
- ページ数
- 370p
- ISBN
- 978-4-532-17147-6
- 著者情報
- 赤神 諒(アカガミ リョウ)
1972年京都市生まれ。同志社大学文学部卒、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、上智大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。私立大学教員、法学博士、弁護士。2017年、「義と愛と」(『大友二階崩れ』に改題)で第九回日経小説大賞を受賞し作家デビュー
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商品説明
「二階崩れの変」から6年。弘治2年(1556年)、九州・豊後(現在の大分県)の戦国大名、大友氏が再び分裂の危機に。当主・大友義鎮(後の宗麟)が政より美と女を重んじたため、一部の重臣たちが内政をほしいままにし、家中の不満は暴発寸前。外敵に目を凝らす武将たちも、やがて熾烈なお家騒動に巻き込まれていく。戦は止められぬ。戦は勝たねばならぬ。乱世を生きる男たちが下した究極の決断とは。
「新人離れしたデビュー作」と各紙誌が絶賛した『大友二階崩れ』のその後を描いた新作が早くも登場。「泣く英雄」を描いた前作に対し、「武に生きる」男たちがやはり「義」をめぐり繰り広げる熱き物語。大友義鎮(のちの大友宗麟)が当主となった「二階崩れの変」の6年後、強大化した大友家に再び熾烈なお家騒動が出来。通称「小原鑑元の乱」を重臣たちを通して描く。
物語を引っ張るのは『大友二階崩れ』の主人公の長男。当主・義鎮が「政」より美と女を重んじた結果、「二階崩れの変」を平定した重臣たちと当主との間に権力の二重構造ができあがり、政変が勃発する。
前作で描かれたのは「義と愛」だったが、今作はもうひとまわりスケールが大きく、一寸先は闇の乱世における「義と利」「情と理」のせめぎあいがダイナミックに描かれる。一貫して流れているのは戦国の世とは言え、誰も戦を望んでいないこと。やむなく戦に臨まねばならなくなった時、どこで人としての筋を通さねばならないか、を各人各様に考え抜いている姿が描かれ、現代にも通じる普遍的なテーマが隠されている。
(「近刊情報」より)
目次
第一章 峠道
第二章 武人の約束
第三章 文官たちの戦
第四章 静かな雨
第五章 欠け月
第六章 肥後の王
第七章 月、堕つるとも
商品詳細
- 出版社名
- 日本経済新聞出版社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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