絵はがきの大日本帝国 カラー版

二松啓紀/著

発売日:2018年8月

  • 絵はがきの大日本帝国 カラー版
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ISBN
978-4-582-85888-4
著者情報
二松 啓紀(フタマツ ヒロキ)
1969年京都市生まれ。同志社大学大学院修了(社会福祉学修士)。京都新聞記者。2016年4月から立命館大学BKC社系研究機構社会システム研究所客員研究員。中国残留日本人女性との出会いを機に2003年から満蒙開拓団や戦後問題などをテーマに取材活動を続ける

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商品説明

膨張を繰り返し、ついには崩壊に至った、大日本帝国とはいかなるものだったのか。外交や産業、民俗、拡大する版図、数々の戦争。世界的な絵はがき収集家ラップナウ夫妻による膨大なコレクションから厳選した三九〇点の絵はがきを題材に、大日本帝国のイメージを読み解く。絵はがきを道標に、大日本帝国の盛衰を“場”と“時”の両面から追体験。

膨張を繰り返し崩壊に至った大日本帝国。日清戦争から太平洋戦争終結まで、絵はがきを道標に“土地”と“時”の両面から追体験する。

目次

序章絵はがきと「大日本帝国」のイメージ
メディアとしての絵はがき/日露戦争とニッポン/多様性と国際色が豊かだった大正期
帝国の拡大と縮小するイメージ/自画像か虚像か

第一章勃興する島国──北清事変から日露戦争へ
北清事変と欧米列強/北清事変以降の満洲と朝鮮/日本は「小国」か「大国」か
日露戦争の勃発/欠かせなかった神頼みと借金頼み/描かれた戦場の「現実」
ほか

第二章広がる帝国の版図──台湾・樺太・朝鮮
初めての海外植民地、台湾/台湾の東西分断/理蕃政策による「近代化」と「皇民化」
台湾からの内地観光団/台湾の砂糖とバナナ/盤石となる台湾統治
地獄の島「サハリン」の行方/北緯五〇度の国境線/樺太発展の象徴
ほか

第三章極東の覇者──第一次世界大戦とシベリア出兵
先の大戦から得た教訓/短期戦と予測された世界大戦/青島攻略戦の光と影
ドイツから見たニッポン/戦争のアイドルたち/日本艦隊の地中海派遣
ほか

第四章近代日本の可能性──産業発展と豊かさ
人車鉄道と温泉旅行/国際電信の一大転換/製鉄所の黒煙と快適な炭鉱
東北大飢饉と孤児たち/ハンセン病患者をめぐる隔離と隠蔽
ほか

第五章破綻する繁栄──関東大震災の「前」と「後」
第一回国勢調査と多民族国家/平和記念東京博覧会と文化国家への道
皇太子裕仁親王のヨーロッパ歴訪/東京のランドマーク「浅草十二階」
ほか

第六章二つの帝国──満蒙特殊権益と満洲の軌跡
古いロシアから新しい日本へ/満洲大豆と山東移民/日本の大陸都市、大連
張作霖と満洲某重大事件/柳条湖事件から満洲事変へ/名誉ある孤立とリットン調査団
ほか

第七章戦争か平和か──「昭和」という名の振り子
ほか

第八章欺瞞と虚栄──日中戦争と太平洋戦争
盧溝橋事件から第二次上海事変へ/兵士に尽くす従軍看護婦/情報統制下の日中戦争
速報された「南京入城」/画家の戦争協力「彩管報国」/戦時下の女性「銃後は私の手で」
ほか

補章ラップナウ・コレクションから見た「大日本帝国」
ラップナウ夫妻と京都/絵はがき収集の世界と魅力/描かれた「大日本帝国」のイメージ

あとがき

参考文献

商品詳細

シリーズ名
平凡社新書 888
出版社名
平凡社
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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