もう一つの太平洋戦争 米陸軍日系二世の語学兵と情報員
発売日:2018年8月
- ISBN
- 978-4-7791-2504-1
- 著者情報
- マクノートン,J.C.(マクノートン,J.C.)(McNaughton,James C.)
陸軍史家。1952年生まれ。ミドルバリ・カレッジ卒業、ジョンズホプキンズ大学の歴史学博士号取得。国防総省語学研究所外国語センター(DLIFLC)主任歴史家やハワイとヨーロッパ司令部付歴史家やワシントンDCのアメリカ陸軍歴史研究所研究員などの資格で30年間勤務
森田 幸夫(モリタ ユキオ)
1930年生まれ。京都大学文学部西洋史学科修士課程修了。アメリカオハイオ州立大学大学院歴史学専攻修士課程修了、M.A.取得。愛知県立大学教授、金沢学院大学教授、金沢大学非常勤講師など
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商品説明
白人社会の偏見と無理解のなかで、忠誠心と自らの信念に従い、また同時に父母の祖国への葛藤を秘めながら、戦時という極限のなかを生きた語学兵6,000人の記録。1960年代以降の公民権運動のなかで澎湃と湧きあがった日系二世、三世からの声―国家機密として抑えられていた日系二世語学兵たちの足跡を軍の正史に遺すべきだ―に応えた国防総省所属の著者がまとめた日米戦争の“知られざる”通史。
日本軍の真珠湾攻撃は、アメリカ日系人に衝撃を与えた。
祖国日本と自国アメリカが戦争を始めたからだ。
特に二世には、生を受け育てられた国のために戦えるのか、
それとも
監視下に置かれ、最終的には収容所に入れらるのか。
自分の忠誠心はどう示すべきか?
アメリカ軍の戦士としてヨーロッパ戦線で活躍した二世の
ことは知られているが、対日戦争の隠れた戦士としての
重要要員であった語学兵のことは、あまりにも知られていない。
戦後も国家機密の一つとして、公言を抑えられていた
二世たちの口から、少しずつ語られ出したのは1980年代に
入ってからである。
本書は、1960年代から80年代にかけて盛り上がった
公民権運動のなかで、日系二世、三世から上がった
二世語学兵の足跡を軍の正史の中に入れるべきとの声に
応えたクリントン政権下で、
アメリカ陸軍の歴史記録の専門家として国防総省に所属する
著者がまとめた総合的な著作であり、
日米戦争の“知られざる”通史でもある。
偏見と無理解のなかで、忠誠心と自らの信念に従い、
また同時に父母の祖国への葛藤を秘めながら、
戦時という極限のなかを生きた語学兵6,000人の記録を
精査する。
目次
真珠湾攻撃以前のアメリカ陸軍と二世
第四軍情報部語学学校(通称陸軍日本語学校)―一九四一(昭和一六)年一一月‐一九四二(昭和一七)年五月
陸軍日本語学校(MIS)の二世の先駆者―一九四二(昭和一七)年五月‐一九四二(昭和一八)年二月
キャンプサヴェジ―一九四二(昭和一七)‐一九四三(昭和一八)年
キャンプサヴェジ―一九四三(昭和一八)‐一九四四(昭和一九)年
一九四三(昭和一八)年の諸作戦に参加したMISの二世
MISの二世アメリカ本土で勤務―一九四三(昭和一八)―一九四五(昭和二〇)年
一九四四(昭和一九)年の作戦におけるMISの二世
フォートスネリング一九四四‐一九四五(昭和一九‐二〇)年
一九四五(昭和二〇)年の諸作戦におけるMISの二世
MISの二世と日本の降伏―一九四五(昭和二〇)年八月‐九月
MISの二世と日本占領初期―一九四五(昭和二〇)年九月‐一九四六(昭和二一)年二月
MISの二世と歴史
商品詳細
- 出版社名
- 彩流社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:NISEI LINGUISTS
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