パイデイア ギリシアにおける人間形成 上
発売日:2018年7月
- ISBN
- 978-4-86285-276-2
- 著者情報
- 曽田 長人(ソダ タケヒト)
1966年東京都生まれ、東北大学文学部卒、同大学文学研究科修士課程、バーゼル大学での留学を経て、2000年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程を単位取得退学、2002年、学術博士号を同研究科で取得、現在、東洋大学経済学部教授。専攻:ドイツ思想、ドイツ文学、スイス文学
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商品説明
ギリシア人の教養と理想的な人間像が相互に作用しつつ形成される経緯を描いた、イェーガーの古典的名著『パイデイア1‐3』(1934‐47)の1、2部を訳出した待望の書。本冊ではホメロスからデモステネスに至るほぼ数百年間を扱う。英雄的で政治的な古典的時代のギリシアにおける教養の基礎およびその展開と危機について、著者は文学、哲学、歴史、宗教、医学、政治、法学、経済など多領域からの探求に挑む。
ギリシア人の教養と理想的な人間像が相互に作用しつつ形成される経緯を描いた,イェーガーの古典的名著『パイデイア I-III』(1934-47)のI,II部を訳出した待望の書。
本冊ではホメロスからデモステネスに至るほぼ数百年間を扱う。英雄的で政治的な古典的時代のギリシアにおける教養の基礎およびその展開と危機について,著者は文学,哲学,歴史,宗教,医学,政治,法学,経済など多領域からの探求に挑む。
19世紀中期以降,科学技術の進歩,ナショナリズムや労働運動の高まりにより,陶冶の手段としての古典語の価値が揺らいだ。人文主義を擁護するためギリシア古典古代の教育上の意義を,「政治的な人間の形成」という統一的なプログラムとして「第三の人文主義」の立場から解明する。
教育とは個人の事柄ではなく共同体の事柄である。個々の成員によって刻印付けられた共同体は,政治的な人間にとってあらゆる行為と態度の源泉である。共同体の成員に対する影響は,新たに生まれる個人を共同体の意向に沿う教育によって意識的に形成する努力の中にあった。
パイデイアとは子供の教育,後に教育一般,教養,文化などを意味した。ギリシアにおける教養の本質を知ることは,現在の教育上の知識と意欲にとって不可欠の基礎となろう。
目次
序論 人間の教育史におけるギリシア人の位置付け
第1部 初期のギリシア(貴族とアレテー
ホメロスの貴族文化と教育
教育者としてのホメロス
ヘシオドスと農民階級
スパルタの国家教育 ほか)
第2部 アッティカ精神の絶頂と危機(アイスキュロスの劇
ソポクレスの悲劇的な人間
ソフィスト
教育学と文化理想の起源
国家の危機と教育 ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 知泉学術叢書 3
- 出版社名
- 知泉書館
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Paideia
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