原民喜 死と愛と孤独の肖像
発売日:2018年7月
- ISBN
- 978-4-00-431727-2
- 著者情報
- 梯 久美子(カケハシ クミコ)
ノンフィクション作家。1961(昭和36)年、熊本市生まれ。北海道大学文学部卒業後、編集者を経て文筆業に。2005年のデビュー作『散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。同書は米、英、仏、伊など世界8か国で翻訳出版されている。著書に『狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ』(読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞受賞)などがある
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商品説明
『夏の花』で知られる作家・詩人、原民喜(一九〇五‐五一)。
死の想念にとらわれた幼少年期。妻の愛情に包まれて暮らした青年期。
被爆を経て孤独の中で作品を紡ぎ、年少の友人・遠藤周作が「何てきれいなんだ」と表した、その死―。
生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を、梯久美子が満を持して書き下ろす、傑作評伝。
私の文学が今後どのやうに変貌してゆくにしろ,私の自我像に題する言葉は、
死と愛と孤独
恐らくこの三つの言葉になるだらう。
(原民喜「死と愛と孤独」1949年)
死について 死は僕を生長させた
愛について 愛は僕を持続させた
孤独について 孤独は僕を僕にした
(原民喜「鎮魂歌」より)
その繊細な精神は、過酷な運命を生ききった。
『夏の花』で知られる作家・詩人、原民喜(1905―51)。死の想念にとらわれた幼少年期。妻の愛情に包まれて暮らした青年期。被爆を経て孤独の中で作品を紡ぎ、
年少の友人・遠藤周作が「何てきれいなんだ」と表した、その死――。
生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を、梯久美子が満を持して書き下ろした、傑作評伝。
目次
1 死の章(怯える子供
父の死
楓の樹 ほか)
2 愛の章(文学とデカダンス
左翼運動と挫折
結婚という幸福)
3 孤独の章(被爆
「夏の花」
東京にて ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波新書 新赤版 1727
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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