牟田口廉也 「愚将」はいかにして生み出されたのか
発売日:2018年7月
- ISBN
- 978-4-06-512728-5
- 著者情報
- 広中 一成(ヒロナカ イッセイ)
近現代史研究者。1978年、愛知県生まれ。2012年、愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。現在は愛知大学非常勤講師。近現代日中関係史、日中戦争史、中国傀儡政権史を専門とし、日中両国の資料を精緻に読み解く気鋭の研究者である
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商品説明
牟田口廉也は、インパール作戦を失敗に導いた陸軍司令官として知られている。だが、それのみを切り取って牟田口を「愚将」と断じてしまってよいのか。また、責任は彼個人のみに帰せられるべきなのか。本書は牟田口の軍歴を丹念に追うことで「愚将」像を再検討してゆく。参謀畑を歩んでいた牟田口を、支那駐屯軍に左遷せしめた二・二六事件とその後勃発した盧溝橋事件。「常勝将軍」の名を与えたシンガポール攻略作戦。そして、大本営の裁可のもとで発動されたインパール作戦。彼の軍歴の背景から、陸軍の異様な体質が浮かび上がる。不健全な人事、不可解な決裁…昭和陸軍という組織は、自ら「愚将」を生み出したのだ。
日本人の愚かさが最悪の将を生んだ。太平洋戦争、インパール作戦で日本陸軍の「白骨街道」を敷いた愚将・牟田口廉也の生涯を辿る。
(「近刊情報」より)
目次
第1章 エリート参謀からの転落(「葉隠」のもとに生まれる
佐賀と海軍 ほか)
第2章 日中戦争の火蓋を切る―盧溝橋事件(支那駐屯軍の増強と支那駐屯歩兵旅団の創設
綏遠事件 ほか)
第3章 「常勝将軍」の誕生―シンガポール島攻略作戦(中国戦線から太平洋戦線へ
叶わなかった陸軍中央復帰 ほか)
第4章 インパール作戦―敗戦の責任は誰にあったのか(ビルマルートの遮断をめぐって
第十五軍の創設とイギリスのビルマ防衛 ほか)
おわりに インパール作戦の呪縛
商品詳細
- シリーズ名
- 星海社新書 136
- 出版社名
- 星海社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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