• 黎明のアルストピア ベッリーニからレオナルド・ダ・ヴィンチへ
  • 黎明のアルストピア ベッリーニからレオナルド・ダ・ヴィンチへ
ISBN
978-4-7566-1860-3
著者情報
金山 弘昌(カナヤマ ヒロマサ)
慶應義塾大学文学部教授。専門:イタリア美術史

¥6,600 税込

30 nanacoポイント

30 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

ジョヴァンニ・ベッリーニの出生の秘密に、ウェヌス/フロレンティアの古代表象に、アレクサンデル六世のボルジア・ゴールドに、レオナルドの“岩窟の聖母”の秘蹟に、フィレンツェの大パラッツォの建設秘話に、俗語文学を愛でるロレンツォ豪華王に、ヴァティカンに花開いた人文主義に、初期ルネサンスの芸術郷のネクタルを!

西欧の美術や文学に関心をもつ者にとり、「ルネサンス」はいまだに魅惑的で憧憬を誘う言葉であろう。「再生」や「復興」を意味するこの語は、古典古代すなわちギリシアやローマの文化にもとづく文化運動を意味する。……類似の概念はさらに一四世紀、ジョットによる絵画やダンテによる詩の「再生」という概念にまでたどることができる。とりわけ……古典的な定義、「古代の復興」、「世界と人間の再発見」、「個人の台頭」は、いまだにこの歴史的事象についての一般的な理解の基本でありつづけている。古典的な定義におけるルネサンスは、一四世紀のイタリアにおいてその先ぶれが見られ、一五世紀において顕在化したおもに文化面における現象であり、中世と近代を画すものということになる。それは「人文主義」という、ギリシア/ラテンの文化に基盤をもち、一見復古的な方向を示しつつも、実際は大いなる革新であったということになる。本書が目指すのは、具体的な作品論のレヴェルでのイタリア・ルネサンス美術の見直しの提案である。すなわち、ルネサンスの「神話化」されたイメージの「脱神話化」を試みることである。より具体的には、イタリアの文芸、とくに美術に関する叢書の第一巻である本書では、近代イタリア美術の黎明期として一五世紀初期ルネサンスに焦点をあて、代表的作品をとりあげつつ、宗教、政治、経済など、それらの作品が生みだされた当時の社会的コンテクストとの関連において分析を試みる。また美術作品をとりまくもうひとつのコンテクスト、文学と思想に代表される文化的コンテクストについてもアプローチを試み、美術という世界を解き明かすものである。

目次

プロローグ イタリア初期ルネサンス美術と「時代の眼」
プレリュード ジョヴァンニ・ベッリーニとヴェネツィア絵画
第1章 ジョヴァンニ・ベッリーニ―出生、親子関係、独立
第2章 ウェヌス/フロレンティア―再生された古代絵画としてのボッティチェッリ“ウェヌスの誕生”が意味するもの
第3章 ピントリッキオのアパルタメント・ボルジア―古代との出会いと初期ルネサンスの変容
第4章 レオナルド・ダ・ヴィンチ“岩窟の聖母”と「無原罪懐胎の聖母」信仰
第5章 「ロレンツォの館よりも豪壮な」―一五世紀末フィレンツェの政治経済的文脈におけるパラッツォ・ストロッツィ
第6章 文学的 ロレンツォ・デ・メディチとイタリア文学
第7章 思想的 ルネサンスの教皇と人文主義者
エピローグ イタリア・ルネサンス美術の光彩を求めて―「時代の眼」と「マテリアリティ」

商品詳細

シリーズ名
イタリア美術叢書 1 初期ルネサンス
出版社名
ありな書房
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ