正倉院文書と造寺司官人

山本幸男/著

発売日:2018年6月

  • 正倉院文書と造寺司官人
  • 正倉院文書と造寺司官人
ISBN
978-4-8318-6243-3
著者情報
山本 幸男(ヤマモト ユキオ)
1953年、大阪に生まれる。1976年、岡山大学法文学部史学科卒業。1984年、大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。2000年、博士(文学)。現在、相愛大学人文学部教授

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商品説明

正倉院文書の大半を占める写経関係の帳簿類から、安都雄足、佐伯里足・下道主・上馬養といった、当時の実務官人たちの活動内容を明らかにする。正倉院文書研究者必読の書。

本書は、天平宝字年間(757〜765)の写経・造営関係文書を整理・検討するなかで得られた八篇(第一・二・四〜七章、付論1・2)と、その延長上に生まれた三篇(第三・八章、別篇)をもとに構成したもので、それぞれの中で中心となる人物に焦点を当て、「I 安都雄足」「II 写経所をめぐる人々」「III 下道主と上馬養」に区分して提示する。正倉院文書の大半を占める写経関係文書の緻密な整理・検討から、当時の実務官人たちの姿を鮮やかに描き出す。

[目次]
序章 正倉院文書研究の視覚と方法―本書の梗概を通して―  
I 安都雄足
第一章 造東大寺司主典安都雄足の「私経済」       
第二章 天平宝字二年造東大寺司写経所の財政運用―知識経写経所別当の銭運用を中心に―
II 写経所をめぐる人々
第三章 市原王と写経所―舎人・「長官」・玄蕃頭時代の役割をめぐって―   
第四章 正倉院文書に見える「鳥の絵」と「封」―写経所案主佐伯里足の交替実務をめぐって―
付論1 天平宝字年間における経師・装?・校生の動向      第五章 正文に転用された反故文書          
III 下道主と上馬養
第六章 造石山寺所の帳簿―筆跡の観察と記帳作業の検討―
第七章 造石山寺所の帳簿に使用された反故文書
付論2 反故にされた万葉仮名文書
第八章 奉写御執経所・奉写一切経司関係文書の検討―伝来の経緯をめぐって―                
〔別篇〕 日中比較研究と正倉院文書            
あとがき  
索引
(「近刊情報」より)

目次

正倉院文書研究の視角と方法―本書の梗概を通して
1 安都雄足(造東大寺司主典安都雄足の「私経済」
天平宝字二年造東大寺司写経所の財政運用―知識経書写と写経所別当の銭運用を中心に)
2 写経所をめぐる人々(市原王と写経所―舎人・「長官」・玄蕃頭時代の役割をめぐって
正倉院文書に見える「鳥の絵」と「封」―写経所案主佐伯里足の交替実務をめぐって
天平宝字年間における経師・装〓(こう)・校生の動向
正文に転用された反故文書)
3 下道主と上馬養(造石山寺所の帳簿―筆蹟の観察と記帳作業の検討
造石山寺所の帳簿に使用された反故文書
反故にされた万葉仮名文書
奉写御執経所・奉写一切経司関係文書の検討―伝来の経緯をめぐって)
別篇 日中比較研究と正倉院文書

商品詳細

出版社名
法藏館
フォーマット
単行本

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