太陽肛門
発売日:2018年5月
- ページ数
- 62p
- ISBN
- 978-4-907105-07-5
- 著者情報
- バタイユ,ジョルジュ(バタイユ,ジョルジュ)(Bataille,Georges)
1897‐1962。二〇世紀フランスの総合的な思想家。小説、詩も手がける。エロティシズム、芸術、宗教、経済など、人文系の多様な分野で尖鋭な議論を展開した
酒井 健(サカイ タケシ)
1954年東京生まれ。現在、法政大学文学部教授
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商品説明
バタイユ29歳、図書館司書。陽気で、破廉恥に生きたい「病的な人間」だった頃。バタイユ自身が「病的な人間」だった時期と回想する1927年執筆の小作品。「太陽肛門」ひとつにしぼって、作品とバタイユの思想を紐解く一冊。
私はそんな自分の喉を切り裂いてもらいたい。そして……
(G・バタイユ著、酒井健訳「太陽肛門」より)
▼内容
タイトルが示すごとく異端の小文。
バタイユ自ら「病的な人間」だったと回想する時期に書かれた。
カトリック信仰を棄てたバタイユは、陽気で破廉恥に生きたいと願う。
ニーチェやベルクソンを経て笑いによる脱自を意識し、かけ離れた存在の間にもエロティックで豊かな生の交わりの可能性を模索する。
「ヒロシマの人々の物語」「魔法使いの弟子」に続き、作品を「太陽肛門」ひとつにしぼった新しい訳と解題。
▼目次
「太陽肛門」 2-
「訳者解題」 22-
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▼冒頭
「太陽肛門」
世界が純粋にパロディであるのは明白なことだ。つまり人が目
にする事物はどれも他の事物のパロディなのである。そうでない
場合、事物は同じままであって、その姿にはがっかりさせられる。
省察に忙殺された頭脳のなかを文章がただ循環するようになっ
てからというもの、全面的な同一化が行われるようになった。と
いうのも、繋辞のおかげで、各文章が一個の事物を他の事物に結
びつけるようになったからだ。…………
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「訳者解題」
1. ある役者の話から
いきなり下の話で恐縮だが、30年以上も前にラジオで聞いた
役者の言葉が心に残っているので取り上げてみたい。
伊東四朗という喜劇役者が修行時代のことを振り返ったとき
に紹介した師匠の言葉である。
下町の演芸場に出るのがやっとといった喜劇の一座に入りた
てのころ、座長でもある彼の師匠は、若い彼に、ことあるごと
に目を真ん丸にしてこう説教した。…………
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目次
「太陽肛門」 2-
「訳者解題」 22-
商品詳細
- 出版社名
- 景文館書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:L’ANUS SOLAIRE
注意事項
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