大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る
発売日:2018年5月
- ISBN
- 978-4-06-511639-5
- 著者情報
- 鷲田 清一(ワシダ キヨカズ)
1949年生まれ。京都市立芸術大学学長。せんだいメディアテーク館長。哲学者。臨床哲学を探求する
佐々木 幹郎(ササキ ミキロウ)
1947年生まれ。詩人。中原中也研究の第一人者。詩と音楽のコラボレーション、オペラの脚本も手がける
山室 信一(ヤマムロ シンイチ)
1951年生まれ。2015年まで京都大学人文科学研究所所長を務め、現在は名誉教授。近代法政思想連鎖史研究者
渡辺 裕(ワタナベ ヒロシ)
1953年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は美学芸術学、文化資源学
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商品説明
一九一〇年代〜一九二〇年代に現れた大きな転換期。「大正」という元号と重なるように日本・世界が動き出した。第一次世界大戦と大恐慌によって世界の各地域が同期化し、それに巻き込まれつつ日本では、関東大震災が「足下」を崩壊させる。明治に始まった近代化は、この大正期にその質と方向を変え、いろいろな可能性を孕みながら現代への起点となったのではないか。時代の言葉に着目、社会や暮らしの原型と未発の可能性を読む。
1910年代〜1920年代に現れた大きな転換期「大正」。その元号と重なるように日本・世界が動き出した。
第一次世界大戦と大恐慌によって世界の各地域が同期化する一方、同じうねりに巻き込まれつつ日本では関東大震災が「足下」を崩壊させる。
都市化の進行や人々の意識の変化は、明治に始まったいわば「官製の近代化」とは質の違う近代を歩み始めたのではないか。民に焦点を合わせることで、そこに孕まれていたいろんな可能性が見えてくるのではないか。
「震災」「民生」「学区」「趣味」「娯楽」「サラリーマン」「職業婦人」「専業主婦」「地方(ぢかた)」「自由」など、この時代の言葉に着目、その発生や流行の社会状況を立ち上がらせながら、現代の社会や暮らし方の起点となった時代を読み解く。
(「近刊情報」より)
目次
第1部 現代の起点としての「大正」(学区―コモンの成り立つ場所
民生―生存権・生活権への出発
震災―言葉の崩壊から新しい意識へ
趣味・娯楽―民衆文化再編成への胎動)
第2部 踊り場としての「大正」(サラリーマン・職業婦人・専業主婦の登場
校歌―替え歌の文化が結ぶ共同体
民衆と詩―文語詩から口語詩への移行
地方学―「地方」と「地方」そして「郷土」への眼差し)
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社選書メチエ 674
- 出版社名
- 講談社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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