金融グローバル化のリスク 市場の不安定性にどう対処すべきか
発売日:2018年4月
- ページ数
- 311p
- ISBN
- 978-4-532-13479-2
- 著者情報
- 荒巻 健二(アラマキ ケンジ)
1952年東京生まれ。1974年一橋大学社会学部、76年同法学部卒業、1980年オックスフォード大学大学院経済学修士、2001年京都大学博士(経済学)。1976年大蔵省入省、主税局国際租税課、IMF財政局エコノミスト、国際金融局開発金融課長、長崎大学教授などを経て、2004年東京大学教授。2014〜15年ロンドン大学客員教授。2017年東京大学名誉教授、東京女子大学特任教授
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商品説明
マネーの流れに潜む危機の予兆国際金融市場のアキレス腱に迫る!国際金融危機に至る実体経済と政府・金融当局の動きを、膨大な記録から丹念に読み解き、発生の原因と実相を分析。国際的資本フローの不安定性への実効性ある対応策を検討する。
◆グローバル化する金融は封じ込めるべき「悪」なのか、それとも成長に必須の「梃子(てこ)」なのか。内外の金融当局で経験を積んだ後、研究者となった著者が、世界の金融当局や政府の文書や統計を読み解き、金融危機の本質に迫る。
◆金融については、経済を活性化させる便利な道具であるという善玉論と、景気の上下の振れ幅を過度に広げたり突然の危機を引き起こす原因になるという悪玉論がある。かつては善玉論が近代経済学の主流だったが、アジア通貨危機、世界金融危機、欧州債務危機などが相次ぎ、行き過ぎた自由化・グローバル化への危惧が広がっている。
◆本書では、一次資料に直接あたる綿密な分析から、金融は本質的に危険な性格を持ち、適切にモニタリング、コントロールすべきであることを明らかにする。資料的な価値も高く、今後、国際金融危機を研究・分析する際の定番書になることは確実。
<本書の構成>
第1章 グローバル化のベネフィットとコスト・リスク――金融グローバル化の成長促進効果は確認されず
第2章 アジア通貨危機の教訓――資本取引自由化が伴うリスク
第3章 世界金融危機――先進国も無縁ではない金融の不安定性
第4章 欧州債務危機――現代の危機に特徴的な「伝染」とは
第5章 金融グローバル化推進の功罪――誰が推進し、何を及ぼしたか
第6章 金融グローバル化のリスクへの備え――非伝統的な政策手段の必要性
終章 金融セクターの使命
資料
(「近刊情報」より)
目次
序章 本書の狙いと概要
第1章 グローバル化のベネフィットとコスト・リスク―金融グローバル化の成長促進効果は確認されていない
第2章 アジア通貨危機―資本取引自由化はリスクを伴う
第3章 世界金融危機―金融の不安定性からは先進国も無縁ではない
第4章 欧州債務危機―現代の危機は伝染こそ問題
第5章 金融グローバル化の推進役―これまで誰が推進してきたのか
第6章 金融グローバル化のリスクへの対応策―非伝統的な政策手段(資本規制、PSI)の必要性
終章 金融セクターの使命
商品詳細
- 出版社名
- 日本経済新聞出版社
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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