翻訳地帯 新しい人文学の批評パラダイムにむけて

  • 翻訳地帯 新しい人文学の批評パラダイムにむけて
  • 翻訳地帯 新しい人文学の批評パラダイムにむけて
ISBN
978-4-7664-2518-5
著者情報
アプター,エミリー(アプター,エミリー)(Apter,Emily)
1954年生まれ。1983年プリンストン大学比較文学科で博士号を取得。ニューヨーク大学フランス文学・比較文学教授

秋草 俊一郎(アキクサ シュンイチロウ)
1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。専門は比較文学、翻訳研究など

今井 亮一(イマイ リョウイチ)
1987年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程在籍。2014‐15年度サントリー文化財団鳥井フェロー。専門は比較文学など

坪野 圭介(ツボノ ケイスケ)
1984年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。同大学院特任研究員。専門はアメリカを中心とした都市文学・文化

山辺 弦(ヤマベ ゲン)
1980年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。東京経済大学経済学部専任講師。専門は現代スペイン語圏のラテンアメリカ文学

¥6,050 税込

27 nanacoポイント

27 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

戦争とは、誤訳や食い違いの極端な継続にほかならない。9.11「同時多発テロ」以降の混迷する世界状況を、「翻訳」という観点から緻密に分析する斬新な試み。

翻訳研究と文学を融合する

 9.11「同時多発テロ」以降、ますます混迷する世界状況にたいし、人文学はどのようなことばで相対することが可能だろうか?
著者は、「戦争とは他の手段をもってする誤訳や食い違いの極端な継続にほかならない」という定義から出発し、単一言語(英語)主義がうむ世界の軋轢に警鐘を鳴らしつつ、「翻訳」の観点から新たな人文学のアプローチを模索する。
 本書で俎上に上げられるのは、第二次世界大戦中のシュピッツァー、アウエルバッハの思想にある人文主義的コスモポリタニズム、スピヴァク、サイードの惑星的批評、ウリポなどの実験的な言語芸術の政治性、クレオールやバルカン半島の多言語状況の文学、さらには現代アートと擬似翻訳を例にした翻訳とテクノロジーの問題……など多岐にわたる。
 「翻訳可能なものはなにもない」「すべては翻訳可能である」――二つの矛盾するテーゼを掲げ、言語と言語の狭間にあるものを拾いあげること、「翻訳中」のままに思考しつづけることを提言する。
(「近刊情報」より)

目次

イントロダクション(9・11後の翻訳―戦争技法を誤訳する)
第1部 人文主義を翻訳する(人文主義における人間
グローバル翻訳知―比較文学の「発明」、イスタンブール、一九三三年 ほか)
第2部 翻訳不可能性のポリティクス(翻訳可能なものはなにもない
「翻訳不可能」なアルジェリア―言語殺しの政治学 ほか)
第3部 言語戦争(バルカン・バベル―翻訳地帯、軍事地帯
戦争と話法 ほか)
第4部 翻訳のテクノロジー(自然からデータへ
オリジナルなき翻訳―テクスト複製のスキャンダル ほか)
結論(新しい比較文学)

商品詳細

出版社名
慶應義塾大学出版会
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:THE TRANSLATION ZONE

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ