ヴィクトリア朝小説における女性使用人の表象 階下から読む8つの物語

西村美保/著

発売日:2018年3月

  • ヴィクトリア朝小説における女性使用人の表象 階下から読む8つの物語
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ISBN
978-4-7791-2239-2
著者情報
西村 美保(ニシムラ ミホ)
大阪大学大学院文学研究科英文学専攻博士前期課程修了。福岡教育大学教授を経て、名古屋学院大学外国語学部教授

¥3,520 税込

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商品説明

階級制度が存続したイギリスで、ときに信頼をはぐくみ、ときに対立した主人と女性使用人たち。その関係性がさまざまに描かれる8つの小説から、女性使用人の表象と彼女らの果たした役割をあぶりだす。乳母、メイド、ガヴァネス…英国文学を支えた彼女たちの物語。

英文学における「使用人文学」の系譜

その系譜の始まりを特定するのは困難だが、
18世紀以降での「使用人文学」の代表作・
サミュエル・リチャードソン『パメラ 報いられた美徳』から、
現代文学にもカズオ・イシグロ『日の名残り』や
マーガレット・フォスター『侍女』に
その片鱗をみることができる。

本書はチャールズ・ディケンズ、ブロンテ姉妹、
ダイナ・マロック・クレイク、トマス・ハーディの作品を
取り上げ、英文学のなかで物語られるイギリス社会に
存続する階級制度の歴史や、女性使用人の表象について
吟味する。

目次

第1章 乳母を通して見るヴィクトリア朝社会―『デイヴィッド・コパフィールド』の乳母ペゴティ
第2章 女性使用人の階級とモラル―『オリヴァ・ツイスト』の雑役女中シャーロットと家政婦ベドウィン夫人
第3章 ガヴァネスの孤立、階級間闘争、交流―『アグネス・グレイ』のアグネス
第4章 家事使用人とガヴァネスの多様な関係性―『ジェイン・エア』
第5章 階級を超えた女性たちの相互扶助と自立―『女主人とメイド』
第6章 カントリーサイドの女主人と女性使用人たち―『遥かに狂乱の群れを離れて』
第7章 女主人を脅かす存在としての侍女―『エセルバータの手』
第8章 農場使用人の表象と因習的な女性観への挑戦―『ダーバヴィル家のテス』

商品詳細

出版社名
彩流社
フォーマット
単行本

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