じっと手を見る
発売日:2018年4月
- ISBN
- 978-4-344-03275-0
- 著者情報
- 窪 美澄(クボ ミスミ)
1965年、東京都生まれ。フリーの編集ライターを経て、2009年「ミクマリ」で女による女のためのR‐18文学賞大賞を受賞。受賞作を所収した『ふがいない僕は空を見た』で2011年山本周五郎賞を受賞。また同書は本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれた。2012年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞受賞
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商品説明
富士山を望む町で介護士として働く、かつて恋人同士だった日奈と海斗。
老人の世話をし、ショッピングモールに出掛けることだけが息抜きの日奈の家に、東京に住む宮澤が庭の草刈りに通ってくるようになる。
生まれ育った町以外に思いを馳せるようになる日奈。
一方、海斗は、日奈への思いを断ち切れないまま、同僚の畑中との仲を深め、家族を支えるために町に縛りつけられていくが…。
読むほどに打ちのめされる!忘れられない恋愛小説。
富士山の見える小さな町で始まった恋の行く末を、介護士として働く日奈、海斗、畑中、そして東京のデザイナー宮澤という4人の視点で描いた窪美澄さんの『じっと手を見る』。
窪さんはインタビューのなかで、この小説の舞台を「テラリウムのような」と表現されました。
「壜の中の植物が、水をあげなくても空気中の水分で育っている。閉じているけれど豊かで静かできれい。そういうものを書きたかった」と。
華やかな場所に行くことだけが生きる醍醐味ではありません。たとえ小さな世界でも、そのなかで自らの手で掴んだもの、手放したものがあり、その積み重ねが生の実感をつくりあげていること。
情けない過去さえも愛しくなる、自分の人生をまるごと肯定したくなる一冊です。
商品詳細
- 出版社名
- 幻冬舎
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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