お坊さんでスクールカウンセラー

坂井祐円/著

発売日:2018年4月

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ISBN
978-4-8318-8767-2

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商品説明

著者は真宗大谷派の僧侶であり、新潟県と長野県で小中高のスクールカウンセラー。子どもたちや保護者とのいのちの対話エッセイ集。

近年、学校コミュニティでの死にまつわる事件や事故の多発に伴い、心のケアを必要とする事例が増加している。しかし、教育現場では、「死」の取り扱いに必ずしも慣れているわけではない。
 本書は、僧侶でもある著者が、小・中学校や高校のスクールカウセラーとして、緊急支援、喪の作業、ひきこもりといった深刻な状況に向き合い、相談者の苦しみや悲しみに寄り添ってきた、7つの物語が描かれている。
 死をタブー視しがちな学校の空気に風穴をあけるカウンセリングの本であり、同時にまた、仏教の入門書でもある。

「ときには、神秘的で、あやしげなことだって、相手は語り出す。死んだらどうなるんだろうとか、幽霊に悩まされているだとか、不思議な夢を見ただとか、そういう話もたくさん出てくる。そういう「心の現実」の奥底に垣間見える苦しみや傷つきの痕跡こそが、本当に大事なことなのである。相手の心の内奥からの叫びに耳を傾けて、じっと待つ。そうすると、不思議なことに、何かが動いてくる。何かがはたらいてきたときには、すでにその人の心は解きほぐされている。そして、成長している。自身を引き受けているのである。
こういうカウンセリングの見方を、私に教えてくれたのは、やはり仏教であった。」(あとがきより、抄出)
(「近刊情報」より)

目次

プロローグ

第1章 死と誕生をめぐる話
「わたし、死んだらどうなるんだろう?」
生まれてきてよかったのかと悩んでいた女子中学生がつぶやいた。

第2章 いのちより大切なもの
「いのちが一番大切と思っていたときは、生きることが苦しかった」
急性骨髄白血病の看護学生がたどりついた、生きる喜びの世界

第3章 傍らにいて、ともに悲しむ
「先生、あいつが死んだことは悪いことなのか?」
ある日、生徒がひとしれず命を絶った──。

第4章 世界は輝きに満ちている
「もしかしたら、私はあの子の面影ばかりを探していたのかもしれません」
息子を事故で失った母が、生きる希望を見出すまで。

第5章 不登校と幽霊
「私、以前から舅の幽霊に悩まされていまして・・・・・・」
息子の不登校に悩む母親が、おそるおそる打ち明けてきた。

第6章 死者の夢
「お母さん、心配しなくていいよ。きっと、うまくいくからね」
夢に現れたのは、一五年前に亡くなった息子だったのか!?

第7章 読経の声が響き渡る
「 ぼくは、おばあちゃんの葬式に出て、みんなで正信偈読んだとき、泣いちゃったんですよね。お経でおばあちゃんにつながることができたって」

エピローグ

あとがき

商品詳細

出版社名
法藏館
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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