源氏物語古注釈書の研究 『河海抄』を中心とした中世源氏学の諸相
発売日:2018年2月
- ページ数
- 410p
- ISBN
- 978-4-7576-0863-4
- 著者情報
- 松本 大(マツモト オオキ)
1983年、埼玉県生まれ。大阪大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)・調理師。奈良大学文学部講師。第七回中古文学会賞受賞
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商品説明
古注釈書研究の新たな可能性を切り開く。四辻善成『河海抄』を中心に、中世期の様々な古注釈書を扱い、『源氏物語』受容の諸相を浮かび上がらせる。諸本調査と注記内容の検討という地道な基礎研究を土台に、さらに学際的視点を取り入れ、『源氏物語』注釈史・享受史を捉え直す。向後の『源氏物語』古注釈書研究の指標となりうる一冊。
四辻善成編の『河海抄』は、『源氏物語』古注釈書の中でも最も重要視されてきた一つである。本書では、その基礎的な考究を中心に、中世期の様々な古注釈書を扱い、『源氏物語』受容の諸相を浮かび上がらせる。学際的視点を取り入れ、『源氏物語』注釈史・享受史を捉え直す。『源氏物語』古注釈書研究の新たな可能性を提示する一冊。
目次
第1部 『河海抄』諸本系統論(巻九論―諸本系統の検討と注記増補の特徴
巻十論―後人増補混入の可能性を中心に
巻十一論―『李部王記』引用再考序説 ほか)
第2部 『河海抄』の注釈姿勢と施注方法(『紫明抄』引用の実態―引用本文の系統特定と注記の受容方法について
河内方の源氏学との関係―内閣文庫蔵十冊本『紫明抄』巻六巻末所引の『水原抄』逸文をめぐって
歌学書引用の実態と方法―顕昭の歌学を中心に ほか)
第3部 『河海抄』以後の諸注釈書(『原中最秘抄』の性格―行阿説への再検討を基点として
『花鳥余情』『伊勢物語愚見抄』の後人詠注記―歌学から物語注釈への一考察
富小路俊通『三源一覧』の源氏学―「愚存」注記から見る中世源氏学の一様相 ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 研究叢書 493
- 出版社名
- 和泉書院
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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