「愛の時代」のドイツ文学 レンツとシラー
発売日:2018年2月
- ISBN
- 978-4-7791-2450-1
- 著者情報
- 菅 利恵(スガ リエ)
1971年福岡県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程満期退学。2008年京都大学大学院人間・環境学研究科にて博士(人間・環境学)号取得。三重大学准教授。専門分野はドイツ文学、ドイツ文化史(主として18、19世紀演劇)
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
恋愛、家族愛、祖国愛―18世紀の啓蒙時代、近代化の中で孤立した人々が求めたのは、宗教でもナショナリズムでもなく「愛」だった。ドイツ語圏の啓蒙時代を新しく「愛の時代」ととらえ、レンツとシラーのテクストを中心に「愛の時代」に生まれたさまざまな言説を分析。市民知識層のアイデンティティ形成の主軸が「道徳」から「ナショナリズム」へ変化した過程を批判的に再構築する。
恋愛、家族愛、祖国愛──
18世紀の啓蒙時代、近代化の中で孤立した人々が求めたのは、
宗教でもナショナリズムでもなく「愛」だった。
宗教的な枠組みがゆらぎ、近代化の中で孤立した「わたし」を
「人間的なもの」につなぎとめ、理想主義的な自己像の支えとなった愛は、
国民意識の形成過程にどのように組み込まれたのか。
「愛の時代」からナショナリズムの時代への移行はどのようなものだったのか。
ドイツ語圏の啓蒙時代を新しく「愛の時代」ととらえ、
レンツ(1751-92)とシラー(1759-1805)のテクストを
中心に「愛の時代」に生まれたさまざまな言説を分析。
市民知識層のアイデンティティ形成の主軸が
「道徳」から「ナショナリズム」へ変化した過程を
批判的に再構築する。
目次
第1章 主体的なものと規範的なもの―愛をめぐる言説と市民的アイデンティティ(市民的なものと愛
啓蒙時代における愛の観念の変化 ほか)
第2章 J.M.R.レンツ―「愛の時代」をめぐる寓話(『哲学者は友達によって作られる』における友情と恋愛
「自伝」としての恋物語―『森の隠者』 ほか)
第3章 フリードリヒ・シラーにおける愛と政治(1)(シラーにおける愛の特徴―『ドン・カルロス』を糸口に
『マルタ騎士団』論―フリードリヒ・シラーにおける「男同士の愛」 ほか)
第4章 一八世紀後期における「政治的な愛」の諸相―ヴィーラント、シューバルト、ハイン同盟(市民的な言説空間の発展
コスモポリタニズム―ヴィーラントを中心に ほか)
第5章 フリードリヒ・シラーにおける愛と政治(2)(『オルレアンの処女』と一八〇〇年前後のドイツ
「政治的な愛」をめぐる新たな葛藤―『ヴィルヘルム・テル』における愛と政治)
終章(愛国とジェンダー―愛の言説の二面性
A.W.イフラントの家庭劇―「国父イデオロギー」とジェンダー規範 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 彩流社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。