奇跡の四国遍路
発売日:2018年3月
- ISBN
- 978-4-12-150614-6
- 著者情報
- 黛 まどか(マユズミ マドカ)
1962年、神奈川県生まれ。俳人。1999年スペイン・サンティアゴ巡礼道、2001〜2002年釜山からソウルまで、2017年に四国遍路を踏破。俳句における「身体性」を追求している。北里大学・京都橘大学・昭和女子大学客員教授
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商品説明
二〇一七年四月初旬、著者は、総行程一四〇〇キロに及ぶ四国八十八か所巡礼に旅立った。全札所を徒歩で回る「歩き遍路」である。美しくも厳しい四国の山野を、施しを受け、ぼろ切れのようになりながら歩き継ぐ。倒れ込むようにして到着した宿では、懸命に日記を付け、俳句を作った。次々と訪れる不思議な出来事や奇跡的な出会い。お遍路の果てに著者がつかんだものとは。情報学者・西垣通氏との白熱の巡礼問答を収載。
遍路を終えて半年余りが経つ。
「遍路とは“自分との和解”である」。
一四〇〇キロ歩き継いで辿り着いた、私なりの答の一つだ。
一巡で“和解”できなければ、二回、三回と巡る。
歩行による円環運動は、巡礼者を螺旋状に少しずつ高みへと引き上げてゆく。
やがて桎梏から解き放たれ、自らを赦し、和解を果たしていくのではないか。
結願の後、三か月間にわたって『東京新聞』で遍路での経験を連載した。
連載を通じてわかったのは、いつか「歩き遍路」をしたいと願っている人が、潜在的に多くいることだ。
新聞の一般読者はもちろんのこと、私の周辺にも「実は以前からお遍路をしたいと思っていた」「遍路をしたことがある」など、思いがけない反響があった。
連載を読んで遍路に発つ決心をした女性もいた。
春の旅立ちに向けて既に身支度を始めているという。
本著が、迷い苦しむ人の背中を押すきっかけになれば、執筆者として望外の喜びだ。
――あとがきより
(「近刊情報」より)
目次
第1章 発心の阿波(杖に咲く花
花行脚 ほか)
第2章 修行の土佐(空海とお大師様
逆打ち遍路 ほか)
第3章 菩提の伊予(松尾峠
ギフト ほか)
第4章 涅槃の讃岐(巡礼仲間
恩送り ほか)
黛まどかさんへの八十八問(西垣通)(歩き続ける理由
東西二つの巡礼 ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 中公新書ラクレ 614
- 出版社名
- 中央公論新社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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