ティリッヒと逆説的合一の系譜

菊地順/著

発売日:2018年6月

  • ティリッヒと逆説的合一の系譜
  • ティリッヒと逆説的合一の系譜
ISBN
978-4-909022-83-7
著者情報
菊地 順(キクチ ジュン)
1955年生まれ。東北大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程後期中退、東京神学大学大学院(修士)修了、米国エモリー大学大学院(Th.M.)修了。博士(学術、聖学院大学)。1986‐89年、日本基督教団滝野川教会伝道師・副牧師。1992年、聖学院大学人文学部宗教主任、専任講師に就任。聖学院大学政治経済学部チャプレン、同教授、聖学院キリスト教センター所長

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商品説明

ティリッヒは、神と人間との<逆説的合一>の深みから<存在への勇気>を語る。

ティリッヒは「聖なるもの」という宗教的経験から出発し、シェリングの二つの原理、すなわち「同一性の原理」と「対立の原理」の総合という第三の道を歩む中で、その弁証学的神学を発展させた。
そして、その総合を可能としたのが、ティリッヒが新たに捉えた信仰義認論であり、その中核に本書が〈逆説的合一〉と呼ぶ原理が存在したのである。
そして、その原理は、ティリッヒにのみ留まるものではなく、広く西洋思想全般にも見られるもので、それはティリッヒが「アウグスティヌス的フランシスコ的伝統」と呼ぶ
一連の思想的潮流であり、基本的には存在における神と人間との逆説的合一と認識における直接的神認識をその特徴とする。
それは、極言して言えば、神から出発し、神に立ち返る思想である。
ただし、そこには人間の罪という根本的な対立があるため、それを克服したキリストを媒介とする逆説的合一を不可欠とし、そのため、それを中核とする思想でもある。
(「近刊情報」より)

目次

第1部 ティリッヒ神学の特質(ティリッヒ神学と「聖なるもの」
弁証学的神学の理念
弁証学的神学の構造 ほか)
第2部 ティリッヒ神学と逆説的合一の思想(初期ティリッヒにおける二つの原理と総合への道
信仰義認論(一)―その背景と思想
信仰義認論(二)―恩寵としてのプロテスタント原理 ほか)
第3部 ティリッヒ神学と逆説的合一の系譜(ティリッヒとアウグスティヌス―受動的逆説と能動的逆説
ティリッヒとルター―神秘主義をめぐって
ティリッヒとフランシスカニズム―“coincidentia oppositorum”をめぐって)

商品詳細

シリーズ名
聖学院大学研究叢書 10
出版社名
聖学院大学出版会
フォーマット
単行本

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