死神裁判 妻を奪われたボヘミア農夫の裁判闘争
発売日:2018年2月
- ページ数
- 243p
- ISBN
- 978-4-7684-5808-2
- 著者情報
- 青木 三陽(アオキ サンヨウ)
1975年長崎生まれ。京都大学大学院人間・環境学科研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。大谷大学任期制助教等を経て、京都大学非常勤講師。ドイツ中世文学専攻
石川 光庸(イシカワ ミツノブ)
独語学・ゲルマン語学、洋学史専攻。元京都大学教授。著・訳書多数
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商品説明
亡き妻を取り戻す裁判を起こした農夫。被告は死神、裁判長は神様。中世古典の名作が新しい翻訳で甦る。
(1)農夫と死神が繰り広げる問答集。神様の裁きは?
妻を病気で亡くしたインテリ農夫が死神を殺人罪で訴え、さらに妻の生命回復を要求し裁判所で論戦が始まる。裁判長は神が務める。「お前は人殺しだ!」と怒る農夫に「いや、殺しはしていない。勝手にお前たちが死ぬから、引き取りに来ているだけだ」と死神が返す。生命と愛の大切さを訴える農夫と、命のはかなさと現世の辛さを語る死神の前代未聞の問答集。神様の裁きは如何に?
(2)中世においていち早く近代的価値観を示した重要作!
中世において個人の生命を尊ぶという近代的思想の萌芽を示す思想史的に意義深い本。対話で展開する描写やレトリック、個人主義的な記述など時代に先駆けた近代的な価値観が中世ゲルマン語で表記されている。中世的ジョークもあり、500年前のユーモアも楽しめる! キリスト教史的にも「現世=仮のもの」「あの世=天国・神の国」という現世否定的な発想を超克した作品と目される。
商品詳細
- 出版社名
- 現代書館
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Der Ackermann aus Bohmen
注意事項
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