「孫たちは帰らない」けれど 失われた「ふるさと」を求めて
発売日:2018年2月
- ページ数
- 32p
- ISBN
- 978-4-540-17189-5
- 著者情報
- 豊田 直巳(トヨダ ナオミ)
フォトジャーナリスト。1956年、静岡県に生まれる。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。長年にわたり、イラクやパレスチナなどの紛争地で取材を続けるとともに、アジア各地の内紛・内戦などの「見えない戦争」を取材。新聞や週刊誌、写真展や講演で報告し、テレビの報道番組でも報じてきた。また、児童労働や貧困問題など制度的な差別構造にもカメラを向けてきた。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリの取材経験をもとに、東日本大震災後は福島を中心に取材活動を継続し、映画製作にも取り組む
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
自然の恵みゆたかな、福島県北東部の高原の村―飯舘村から車で1時間ほど山を下った伊達市にある仮設住宅に、おばあちゃんたちは暮らしています。放射能にふるさとの村を追われたのです。村では広い敷地に何世代も住んでいましたが、ここは村の1軒分ほどの敷地に、約100軒もの仮設住宅が建ち並んでいます。長屋形式で、板で仕切っただけの部屋では、「テレビの音がうるさい」といった不満も…。でも、仮設住宅の暮らしに慣れるにつれて、近所付き合いも生まれ、友だちもでき、ここは「第二のふるさと」になってきました。その一方で、春の山菜や秋のキノコ、一年中、いのちをつないでくれた味噌など、自然の恵みに生かされた村、「帰りたい村」への思いもつのります。そして、避難から6年、避難指示は解除され、仮設住宅から出ていく日が近づいています。おばあちゃんたちは、いま、「二つのふるさと」の間でゆれています。
自然に生かされた故郷と第二の故郷となった仮設との間でゆれるお年寄りの日常や想いを活写、故郷の意味を問い、喜怒哀楽を描く。
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
東日本大震災の後、仮設住宅で暮らす人々の様子を切り取る一作です。慣れ親しんだ場所を離れ、新しい集落が作られる。それだけでも肉体的・精神的負担は多くあったことでしょう。けれど、そこから立ち退いていくことも考えなくてはならない。何度も何度も親しくなった人たちと別れていかなくてはならない辛さが染み出してきます。いつ帰れるか分からない、自分の家。そこにもし帰れたとしても、子供達は一緒ではない。もう昔と「同じ」には戻れない。戻れないのは仕方ない、村に子供達が戻るのは心配でしかない。けれど一方で、昔と同じになれたら・・・と心の何処かで願う哀しさ。やりきれない気持ちがあふれ出ているのに、それでも生きていかなければならない。その力強い気持ちもどこかに感じる。どれだけの時が経とうと、日本全体が忘れてはいけない苦しみなのだと思いました。(hime59153さん 40代・三重県 男の子8歳)
商品詳細
- シリーズ名
- それでも「ふるさと」
- 出版社名
- 農山漁村文化協会
- サイズ
- 27cm
- 対象年齢
- 小学34年生 小学5
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。